夏のリゾバで人気職種のひとつ「プール監視員」の仕事内容やメリット・デメリット、注意点などを紹介します。
プール監視員には大きく分けて「レジャー施設」と「リゾートホテル」の2種類の職場があります。
「レジャー施設」は長島スパーランドとかハウステンボスなどで求人が出ます。
今回紹介するのは、私が石垣島の「リゾートホテル」にあるプールで監視員のリゾバをしたときの体験談です。
目の前がビーチで、社員さんや長期のリゾバの人はそちらの監視もしていましたが、短期のスタッフは外のプールとホテル内のプールが担当でした。
毎日ビキニのねーちゃん眺められて最高の仕事じゃね?
誰でも出来る簡単な仕事なのかな?
実際働いてみて分かったことを詳しく紹介していきますね。
ちなみに利用した派遣会社は、今回初めて使ってみた【リゾートバイト.net】(ビーグット)
です。
私の評価ランキングでは求人数の少なさからポイントが低く5位ですが、担当者の対応も良かったし、仕事が決まるまでとてもスムーズでしたよ。
Twitterでは「けんのリゾバ旅」というアカウントで情報発信しているので、なにか直接聞いてみたいことがあれば、気軽にリプやDMでご連絡ください。
私も旅やリゾバで楽しい経験をたくさんしてきたので、同じように素敵な経験できる人が増えたら嬉しいなと思っています。(相談実績300人以上。もちろん無料です。笑)
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使い慣れているところからコメントやDMでご連絡ください。
プール監視員はリゾバ初心者にもおすすめ
最初に簡単に結論を言うと、プールの監視員はリゾバ初心者にもおすすめの職種です。
理由は、仕事内容がとてもシンプルだから。
仕事内容のシンプルさでいうと、<スキー場のリフト係>と同等かそれよりも単純かも知れません。
第一に考えることは、お客様の安全。
溺れてから助けるのではなく、未然に防ぐために声かけ・注意をしていくのが主な仕事です。
資格とかは必要ないの?
泳げない人でも出来る?
ライフセーバーの資格もありますが、リゾバで働くだけならまず必要ありません。
プール監視員は水泳未経験でも採用されます。
水が怖くて顔をつけるのも無理っていうんじゃなければたぶん大丈夫です。
普段の業務内では泳ぐ機会はありません。
リゾバ体験談・プール監視員の1日の流れ、仕事内容
7:00頃~ 朝練
私が働いた職場では、週に2,3日くらいの頻度で朝練がありました。
体力作りや救助技術の向上のため、内容は海を泳いだり、ビーチを走ったり、レスキューボードを漕いだり、溺者役と救助役に分かれて救助の練習をしたり。
なるべく出て欲しいとは言われていましたが、自由参加で、時給も出ないので、よく参加する人とほとんど参加しない人がいました。
別に参加しなくても何も言われないし、それによって「あいつは…」みたいなことも全くありません。
私も自身の休日や午後から出勤の日、雨が降っていたり気分が乗らなくてもすぐ不参加になっていました。
8:00~ 朝礼・営業前準備
その日の宿泊予約状況や伝達事項などの朝礼を軽くして、その後は営業前の準備です。
8時からの出勤は3人だけで、ホテル内のプール、外のプール、ビーチの3手に分かれてそれぞれ準備していきます。
ビーチ監視はベテランの社員さんや長期のスタッフが担当しているので、私はホテル内のプールか外のプールの準備をしていきます。
上記の作業を9時のオープンまでに進めていきます。
難しいことは何もありません。
プールの砂を集めて排水溝まで運ぶのが一番時間かかりますね。
きっちりやりすぎると時間が足りなくなるのでほどほどで切り上げます。
9:00~ 営業開始・監視業務スタート
9時から営業開始で、お客さんがプールやビーチにやってきます。
他のスタッフも出勤してきて、外のプールではだいたい常に3人監視体制を4人でまわしていきます。
45分監視して15分小休憩というサイクルです。
休憩所はクーラーが効いていて涼しいです。
水分補給も大事です。ウォータージャグにポカリと麦茶を用意してくれるのでありがたいです。
私が働いたプールでは植え込みや段差で死角が多いので、常に歩き回りながら監視と声かけをしていきます。
お客さんが少ない時は2人体制になるときもありますが、基本的にはずっと3人体制で、お客さんの対応などでしっかり見れなくなる時は事前にカバーを頼んでサポートし合います。
トランシーバーでやりとりします。
ビーチステーションとの連携もあります。
12:00~ お昼休憩
15分ずつみんなでまわす小休憩の他に、お昼はしっかりと1時間の休憩があります。
ホテルのプールで働いていたので、お昼はホテルの社員食堂が使えました。
一食200円かかりますが、いつもとても美味しくて満足度の高いまかないでした。
こんな感じの食事が出ました。↓
今回のリゾバまかないを公開
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) April 22, 2024
一食200円。
①沖縄そば、ジューシー(炊き込みご飯)
②牛丼、八重山そばの残り
③油淋鶏
④豚トロ丼
うーん、今回のまかないは…
当たりですね!✨😋 pic.twitter.com/GBqGx8g2s5
今回のリゾバまかないを公開その②
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) April 29, 2024
一食200円。
①からあげ
②ハンバーグ
③ビビンバ
④トンカツ(私は味噌だれを選択)
美味いんだけどね!おじの胃袋にはなかなかヘビーなラインナップです🙃 pic.twitter.com/UeaU1nGWxB
今回のリゾバまかないを公開その③
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) May 10, 2024
一食200円。
①タコライス
②豚骨ラーメン、十穀米
③ミックスフライ
④さわら焼きの玉ねぎソース
ちなみに納豆は毎日いただけます。 pic.twitter.com/rjOtLrxjxR
今回のリゾバまかないを公開その④
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) May 22, 2024
一食200円。
①チキン南蛮
②とろろそば温玉つき、炊き込みご飯
③麻婆豆腐
④塩焼き鳥
ここ来てからずーっと思ってるんだけど、マジで美味い✨
ただ贅沢を言うなら、肉率高めなので、海鮮丼とか出て欲しいはある。
自分でレストラン行けって話ではある。 pic.twitter.com/UDDGWgck2N
13:00~ 午後の監視
午後も基本的には同じでずっと監視です。
事故を未然に防ぐためにも、早め早めの声かけが重要です。
とは言ってもお昼に腹いっぱいまかないを食べると眠気が…暑さもピークで…
お昼過ぎはお客さんが食べたご飯やスナックの残りを狙ってカラスも多くなってくるし…
ふとした瞬間に事故は起きるので、集中力を切らさないように頑張っていきます。
17:00~ 退勤
早番シフトで営業前の準備から働いていると、17時には退勤の時間になります。
お客さんが多いと多少残業になることもありますが、遅くとも18時頃には終わります。
休憩所で着替えて帰宅、もしくはそのまま遊びに出かけます。
ビーチでのんびりして夕日を眺めてから帰るのも良いですね。
プールの営業はまだ続くので、そのまま1日の流れを説明していきますね。
ナイトプールまで勤務するスタッフは出勤も12時からと遅くなっています。
18:30~ ビーチの営業終了・ナイトプールまで
18時半にビーチの営業が終了するので、それまで海で遊んでいたお客さんがプールへとやってきます。
ビーチは宿泊者以外の人も無料なので、それまで海で遊んでいた外来の人がそのままプールにも入って来てしまうことがよくあります。
目印となるリストバンドを付けていない人には声をかけて、プールが有料であることを伝えます。
部屋に忘れてきているだけ人もいるので、そういう場合はビーチステーションにトランシーバーで連絡して宿泊の確認をしてもらいます。
18時~19時くらいになると夕食を食べに行く人も多いので、プールは次第に人が減っていきます。
お客さんの状況を見つつ、大丈夫そうなら早番のスタッフから退勤にしていきます。
19:30~20:00 日没・光るボール投入
19時半くらいに日没で暗くなります。
ここから23時の営業終了までは、プール周りのライトだけで暗い中監視をしていくので、見逃しが無いかより一層注意が必要です。
19時半から20時までの間で、光るボールをプールに浮かべていきます。
ボールの投入は他の部署のスタッフがやってくれるので気にしないで良いですが、入れた後はこちらが注意して監視していきます。
ナイトプール×光るボールはとっても映え~なので、お客さんも結構はしゃいでしまいます。
雑に扱ったり投げて遊ぶことが無いように注意が必要です。
20:00~ ナイトプール(20歳未満遊泳終了)
20時以降は20歳未満のお客さんが遊泳禁止の時間となるので、声をかけて上がってもらいます。
子供連れの家族はたいてい一緒に上がって部屋に帰るので、一気に人が減ります。
たまに社員旅行や大学生のグループが騒いでいたりしますが、おおむね静かで、カップルや女子旅みたいなお客さんがメインです。
ナイトプールは使えるプールも少し減らして、2人体制で監視していきます。
お客さんが少ない時は1人で監視をして、15分ずつで小休憩をまわしていくときもあります。
23時の営業終了に向けて、明らかに使われていないチェアに残っているタオルや忘れ物などの回収、更衣室の最終チェックなどもしていきます。
23:00~ 営業終了
23時にはナイトプールの営業も終了して退勤になります。
プール内やプールサイドに何も残っていないことを確認して、ビーチステーションに鍵をかけて総務事務所に返して終了です。
プール監視員リゾバのメリット
プール監視員リゾバのメリットは、仕事がシンプルな事です。
はっきり言って誰でも出来ます。未経験でもすぐに出来ます。難しい作業は何もありません。
お客さんが少ないときやみんな安全にルールを守って入ってくれているときは、声かけも必要ないので、ひたすらプールの周りを歩いているだけです。
私が働いたプールでは、45分ごとに15分の小休憩がまわってくるので、8時間勤務でも実質6時間程度の監視です。
小休憩中も時給は発生します。
レジャー施設のプール監視員の経験はありませんが、おそらくそちらもそれほど難しい作業はないと思います。
基本的には監視で、何事も無ければ何も問題ないですからね。
プール監視員リゾバのデメリット
プール監視員リゾバの主なデメリットは、以下の3つです。
私がリゾバを検討するときもそうですが、たぶんメリットよりもデメリットの方が気になると思うので詳しく紹介します。
1.とにかく暑い!日焼けは不可避
屋内プールだけの職場なら大丈夫ですが、外のプール監視はとにかく暑いです!
休憩室はクーラーが効いているし、シャワーで手足を濡らしたりして対策はしますが、それでもすぐに汗だくです。
暑さもそうですが、日差しがヤバいんです。どれだけしっかりと日焼け止めを塗っていても確実に焼けます。
ラッシュガードでカバーしている人もいますが、それでも焼けます。
暑さに弱い人や肌を焼けたくない人は、プール監視のリゾバは絶対に辞めておきましょう。
2.足の裏が荒れる
これが一番重要な注意点です。プール監視員をするとほぼ確実に足の裏が荒れます。
私も2週間ほどで荒れましたし、他のスタッフもほぼ全員荒れていました。
原因はプールの消毒の為の塩素です。
プール監視員をしていると、プールの水に足が浸かっている(濡れている)状態が長くなり、皮膚がまるで削られたようになり、放置していると歩くのも辛いほどに酷くなってしまいます。
閲覧注意!私の足が最大限に荒れてしまっていた時の写真です↓
プールの塩素でやられた足には「リンデロン」という軟膏が効くと教えてもらい、毎日寝る前に塗るようにしたらすぐに効果が出ました。
「リンデロン」はドラッグストアで普通に売っています。こんなやつです↓
1週間ほどでかなり良くなりましたが、塗らなくなるとまた徐々に荒れてきます。
プールの監視員をしている間はこの薬が手放せないなと思いました。
なるべく小休憩のたびにシャワーで塩素を流し、タオルで拭いて乾かすようにしていました。
3.シフト減の可能性
外のプール監視員は天候に左右されます。
雨でもどうせ濡れるからと入っているお客さんもいますが、明らかに人数は少ないです。
天気予報で予め暇になることが分かると、勤務時間が少なくなったり、休みになったりします。
台風が来ると一発アウトですね。
他の職種でもシフト減の可能性はありますが、プール監視はかなり高確率で仕事が休みになります。
プール監視員リゾバの気になるQ&A
ビキニのねーちゃん見放題?
ビキニのねーちゃんいっぱい来る?
素敵な出会いとかあったりして?
プール監視のスタッフをしていたというと、ほぼ必ず(特に男性から)聞かれるので一応答えておきますね。笑
私が働いていたホテルはファミリー客が多かったので、それほどビキニのねーちゃんは多くなかったです。
他の職場は分かりませんが、お客さんに声かけてナンパしているようなスタッフは私の働いた職場にはいませんでした。
と言いつつ、たまに綺麗な女性が来ると男性スタッフの中にはチラ見をせずにいられないって人もいましたね。笑
いやいや男性だけでなく!
私が働いていたホテルは芸能人もたまに来るホテルだったので、イケメン俳優が来た時はロッカールームで女性スタッフがキャーキャー言ってましたよ。笑
プール監視員は男性だけ?
女性のプール監視員もいるの?
私の働いていた職場でも女性のプール監視員が何人かいましたし、他でも募集はあると思います。
むしろ女性の監視員がいて助かる部分もあると思うので、興味があるならぜひ応募してみましょう!
途中で雨が降ってきたらどうする?
雨が降ってても入っているお客さんいるって言ってたけど、監視員はどうするの?
雨の中でも監視を続けるの?
雨の中でも監視を続けます。
私が働いていた職場では「ボートコート」という、ウエットスーツの生地で出来たジャケットが支給されて、雨の日や肌寒い日はそれを着て監視をしています。
雨が降ってくるとホテル内のプールが混むので、そちらのヘルプに回されることもありました。
スライダーがあったり、屋内ならではの注意点もいくつかありますが、基本的にやることは同じです。
休憩中は何をしても良いの?
15分休憩とかお昼休憩の時は何をしていても良いの?
スタッフ用の休憩室があるので、だいたいみんなそこで休んでいます。
スマホ見てる人もいるし、少し離れたところにある喫煙所で煙草吸ったり、裏のベンチで寝転んだり、みんな自由にしています。
どんなスタッフが多い?体育会系のオラオラな人が多い?
プール監視員てなんかマッチョで怖いイメージあるんだけど大丈夫かな?
どんなスタッフがいるかはすごく気になりますよね。
今までいろんな職場で働いてきましたが、正直どんな職種でも結局は「職場による」んですよね。
私が働いたプールはみんなとても良い人で、オラオラな感じは全くなかったですね。
プール監視員に資格は必要?
プール監視員は誰でも出来るって言ったけれど、何かしらの資格もあるの?
社員さんや長く働いているスタッフは【ライフセーバー】の資格を持っています。
リゾバとして働くだけなら必要ありませんが、取ればより知識や技術の向上に繋がりますね。
私が働いていたところでは、ライフセーバーの資格を持った人だけがビーチも監視するようにしていました。
ライフセーバーの資格についてはこちらの記事が分かりやすいかなと思います↓
【ライフセーバー】資格取得方法とは?講習会など詳しい情報を紹介! – スポスルマガジン
ライフセーバーの資格は必要ありませんが、私の働いた職場では仕事始めに20時間の講習(時給出る)と、毎月1回の救命救急講習(朝練として)を行いました。
救命救急講習では心臓マッサージの仕方やAEDの使い方を学びます。
リゾバ体験談・プール監視の感想動画
ひと通りプール監視員の仕事内容は紹介しましたが、そのときの石垣島でのリゾバ生活、寮での住み心地なども含めた全体の感想を動画に撮ったので良ければ観てみてください。
石垣島リゾバ中に住んでいた寮についてはこちらの記事にまとめています↓
プール監視のリゾバ体験談まとめ
プール監視員の仕事内容や1日の流れ、メリットやデメリット、注意すること(特に足のケア)について自身の体験談と共に詳しく紹介しました。
仕事内容はシンプルで、リゾバ初心者にも十分おすすめできますが、暑いのが極端に苦手だったり、日焼けを絶対にしたくない人は辞めておきましょう。
石垣島でのプライベートなリゾバ生活もとても楽しく、まさに「リゾバ最高!」な日々です。
プール監視員のリゾバに興味がある人の参考になれば幸いです。
最後に、もし私が実際に働いていた職場を知りたい!そんな良い職場なら私も働きたい!と言う人がいれば、SNS経由で連絡ください。紹介出来ます(採否は保証できませんが)
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