長野県の野沢温泉スキー場でひと冬リゾートバイトをした筆者が、体験談を交えつつ野沢温泉スキー場リゾバの魅力を紹介します。

スキー場リゾバは、野沢温泉で5ヶ所目。
今までで一番楽しいスキー場リゾバになりました!

俺スノボとかやらないんだけど、それでもスキー場リゾバで楽しめるの?
野沢温泉スキー場は、滑り目的だけじゃない、『これぞTHE・リゾバ』的な楽しみがたくさん詰まってるので、スキー・スノボ未経験の人にも十分おすすめできます!
実際に私のリゾバ仲間でも、スキー・スノボをほとんどしないけれど野沢温泉のリゾバを楽しんでいる人がいますしね。

冬のリゾバ先に迷ったら、とりあえず野沢温泉に来てみて欲しいです。
私と同じように「野沢温泉に来てよかったー」と感じてもらえるはず。
私が今まで経験した他のスキー場の体験談やおすすめポイントは下の記事からどうぞ。

Twitterでは「けんのリゾバ旅」というアカウントで情報発信しているので、なにか直接聞いてみたいことがあれば、気軽にリプやDMでご連絡ください。
私も旅やリゾバで楽しい経験をたくさんしてきたので、同じように素敵な経験できる人が増えたら嬉しいなと思っています。(相談実績470人以上。もちろん無料です。笑)
その他のSNSでの発信はこちらにまとめてあります→インスタ・Tiktok・Youtube
使い慣れているところからコメントやDMでご連絡ください。
ちなみに、野沢温泉スキー場リゾバで使用した派遣会社は、業界No.1の高時給「リゾートバイト.com」
私が定期的に調査してランク付けしている派遣会社の中でも、現在一番おすすめの派遣会社です。
野沢温泉スキー場リゾバ体験談おすすめポイント11選
今まで5ヶ所のスキー場でリゾバしてきた経験を元に、野沢温泉スキー場ならではのおすすめポイントを紹介します。
おすすめポイント①寮費無料

スキー場リゾバの寮は、個室だと月5,000円〜8,000円寮費がかかり、相部屋だと無料のところが多いです。
ニセコのヒラフなど、超人気エリアでは相部屋でも寮費がかかる場合もあります。
野沢温泉は基本的に男女共に相部屋対応となっていて、寮費は無料です。
(ほんの一部、10年以上通っているバイターの中には個室を使っているスタッフもいる)
男子のメイン寮(横落寮)は、カーテンで仕切られた寝床スペースがあるのでプライベート感も少しあり、収納スペースも充実しています。

私がいままで経験したことのあるリゾバの相部屋のなかでは、断トツに使いやすい寮でした。
枕元にライトとコンセントもあるので、部屋の電気を消しても自分の寝床スペースでプライベートな時間を過ごせます。
女子寮は、男子の横落寮に比べると、ただの和室なのでプライベート感は皆無。
男子寮でも応募する時期が遅いと、元旅館を使った別の寮になることがあり、使い勝手が一気に落ちます。
野沢温泉スキー場リゾバの求人はだいたい8月初めころ出始めるので、募集がでたら出来る限り早く応募して欲しいです。
おすすめポイント②まかない3食無料

北海道や本州の人気エリアのスキー場では、まかない一食あたり200円〜400円かかるところが多いです。

ルスツスキー場の時は、通勤用バスがそもそも朝食に間に合わない時間だったし、昼弁当が200円、夕飯は400円もするのにこれだけ?みたいな内容だったのでイマイチでした。
野沢温泉スキー場のまかないは、休日含め3食無料で節約になるし、毎日美味しくて私は大満足でした。
昼ご飯は、朝食のメニューの中から自分で弁当箱に詰めて職場へ持って行くスタイル。
朝と昼合計で取って良いおかずの数が決まっているので、先に来た人が取り過ぎて無くなる心配はありません。

食事はおおまか1週間のメニュー(唐揚げ、鯖の味噌煮、海老フライ、ハンバーグ、カレーシチューなど)が決まっていて、それを毎週繰り返す感じ。

飽きたって言ってたスタッフもいたけど、私は全然平気でした。
他の物食べたくなったら村で外食すれば良いしね。
おすすめポイント③村密着型スキー場

スキー場リゾバの多くは、周りに何も店が無いことが多く、車がないとコンビニにすら行けないところもあります。
野沢温泉スキー場は村と密着しているので、スキー場(寮)から徒歩圏内にいろんな飲食店、土産物屋、郵便局、コンビニ(24時間ではない)などがあります。

仕事帰りにちょっと買い食いなんてこともできるし、スタッフのみんなで今日は飲みに行こうよ!なんてことも気軽に出来ます。
野沢温泉の居酒屋やバーに行けば、誰かしらスキー場のスタッフがいます。
他部署のスタッフや、スキー・スノボをしない人でも友達が出来やすいです。
生活の便利さや飲みに行く楽しさは、しっかり節約したい人にとっては誘惑との厳しい戦いになるかもしれません。
仲良くなると遊びの誘いも増えるし、付き合い悪いと良くないかな…などと考えてしまう人もいるかもしれませんね。
ついつい散財してしまいがちになるので、目標貯金額などある人は節約意志を強く持ちましょう!

実際毎晩のように飲み歩いて、気がついたらリゾバで稼いだ金ほとんど残ってないなんてスタッフもいますからね。笑
おすすめポイント④無料で使える外湯(温泉)がある

おそらく日本のスキー場で、ここまで無料の温泉が充実している場所は他にありません。
野沢温泉の外湯は全部で13ヶ所、さらに足湯も数か所あり、温泉好きにはたまらない環境です。

私も温泉大好きなので、シーズン中は週6日くらいのペースで外湯に入ってました。
外湯は朝6時から夜12時まで入れるので、休日に昼から入る温泉もまた良いものです。
ただし、野沢温泉の外湯は基本的にめちゃくちゃ熱いです!
私も初めは「こんな熱いの誰が入れんねん!」と思っていましたが、気がつくと慣れていました。
野沢温泉の湯に慣れると、逆に他の温泉で物足りなくなる恐れがあります。笑
外湯のひとつ『熊の手洗い湯』だけは割とぬるめなので、熱いのが苦手な人はまずは熊の手洗い湯から行くと良いですね。
他に誰もいなかったら水で自由に温度調整できますし、他に入っている人がいてもきちんと確かめてからなら水で調整して大丈夫ですよ。
@kens_journey 野沢温泉でリゾバしてます。 日替わりで無料の外湯を入らせていただき、13ヶ所全て巡りました。 どこも素晴らしいお湯で、最高です! 温泉を管理してくれている村の人たちに感謝。
♬ Vlogに・スタイリッシュなシティポップ – 織野
おすすめポイント⑤外国人が多い

野沢温泉スキー場は、まだニセコや白馬ほどではありませんが、それでも体感的にはすでに日本人より外国人客の方が多いような気がします。
お客さんだけでなく、村のカフェやバーのスタッフにも、外国人がたくさんいます。
接客要素のある職種につけば英語力アップが狙えるし、仕事で英語を使わなくても、夜どこかに飲みに行けば必ず外国人がいるので、話しかければ仲良くなれるはず。

ワーホリや留学前に英語力を鍛えたい人にはとても良い環境です。
英会話の力をつけるには、自己学習よりとにかく実際に話すこと!
野沢温泉に来ている外国人は、滑り目的だけじゃなく、温泉含め、日本の文化が好きな人が他のスキー場より多い気がします。
実際バーなどで話しかけられる機会も多いし、とてもフレンドリー。
英語力に自信が無くても、向こうも頑張って聴き取ろうとしてくれるので、臆せず話かけてみましょう。
おすすめポイント⑥身だしなみにゆるい?
野沢温泉スキー場は、私が今まで働いて来た数多くのリゾバ施設の中でも、かなり身だしなみにゆるいです。
もちろんある程度の規則はありますが、茶髪だけでなく金髪もいるし、男でもロン毛やパーマ、髭もいるし、ピアスも耳からはみでなければOKです。

元々スキー場リゾバはけっこう身だしなみにゆるいところが多いですが、野沢温泉ほどゆるいところは初めてですね。
おすすめポイント⑦ゲレンデがめちゃ広い

野沢温泉スキー場は、単一のスキー場としては日本でも有数の広さを誇るスキー場です。
コースも初心者向けの緩斜面から中・上級者向けの急斜面、未圧雪エリアのパウダー、ツリーランとなんでも揃っています。
パークはアイテムは、力を入れているスキー場に比べるとそれほど充実していませんが、キッカーやハーフパイプもあります。
スキー場の外にも山頂付近の専用ゲートから出れるし、そこまでは…って人は、やまびこエリアならコース外もすべて滑走可能なので十分遊べます。
※ただしコース外は自己責任エリアなので、レスキューが必要になると救助費用を請求されます。
@kens_journey スキー場リゾバの休日2 今日はボーダーの友達と一緒に滑ってきました。 初スカイラインコースを滑った友達「まるで空を飛んでるみたいやった!」 #リゾバ #リゾートバイト #スキー場リゾートバイト ♬ オリジナル楽曲 – けんのリゾバ旅
@kens_journey スキー場リゾバの休日。 スタッフと一緒に1日中滑りまくってきました。 追い撮りスキルもっと上げたいなあ! #リゾバ #リゾートバイト #スキー場リゾートバイト ♬ Tokyo Drift – Xavier Wulf
野沢温泉は、ナイターだけはちょっとイマイチだなって思います。
年末年始などは何日か続けてナイター営業していますが、それ以外は基本的に毎週土曜日だけです。
ナイターで滑れるコースも初心者用の1コースだけなので、ナイターを利用してがんがん滑り込みたい人には物足りなく感じるでしょう。

私もナイターが大好きなので、野沢温泉のナイターだけはもうちょっと充実して欲しいなって思いました。
私が働いたことのあるスキー場の中では、ルスツスキー場のナイターが一番良かったです。
というか、ナイターに限らず滑り目的だけならルスツスキー場が圧倒的におすすめです!
おすすめポイント⑧板、ブーツ、ウェア借りっぱなしOK

スキー場リゾバの特典として、多くのスキー場では板やブーツなどが無料や格安でレンタルできます。
しかし、レンタル無料のスキー場でも、毎回申請して借り、その日中に返さなきゃいけないスキー場が多い中で、 野沢温泉は、シーズン初めの申請で、ひとシーズン借りっぱなしにできるのでとても楽です。

毎回借りて返してが必要だと、面倒なだけじゃなく滑る時間も削られますからね。
野沢温泉スキー場は横落寮の地下に乾燥室があり、だいたいみんなそこに板やブーツを保管しています。ワックスをかけるための台もあるので便利です。(ワックスやアイロンは持参)
女子寮は玄関にみんな板を置いていて、ワックスをかけたくなったら横落寮の地下でやっています。
リフト券はシーズン借りっぱなしには出来ず、毎回事務所で借りて、その日中に返します。
事務所は長坂センターにあります。
おすすめポイント⑨イベントが多い

スキー場でリゾバすると、スキー場のイベントも気軽に参加できます。
ゲレンデに上がる花火は定番イベントですね。
野沢温泉でもシーズン2回花火が上がり、振る舞い酒などが出ます。
スキー場だけでなく野沢温泉の村でも、お客様感謝祭というイベント(太鼓、振る舞い酒、振る舞い汁、じゃんけん大会など)がシーズン初め頃と終わり頃の2回あります。
@kens_journey 野沢温泉お客様感謝祭に行ってきました。 どぶろく、美味しかったです😋
♬ ポップなビートBGM/ロングバージョン – nightbird_bgm

じゃんけん大会の景品は、スキーやスノボの板、ウェアー、バックパック、日本酒などとても豪華でめちゃくちゃ盛り上がりますよ!
さらに、野沢温泉は日本三大火祭りとされている『道祖神祭り』という古い伝統行事があり、これはもうめちゃくちゃ凄いので、ぜひ生で見てほしいです!
@kens_journey 野沢温泉リゾバ。 日本三大火祭りのひとつと言われていて、国の重要無形民族文化財にも指定されている、野沢温泉の道祖神祭に行ってきました。 #野沢温泉 #道祖神 ♬ オリジナル楽曲 – けんのリゾバ旅
おすすめポイント⑩かまくらパーティーができる

カマクラ作り好きな私が作ったカマクラで、仲間を集めて鍋パーティーをしました。

前シーズンのルスツでもやりましたが、今回はもっと大きくしっかりとベンチも作って快適性アップ!
他のスタッフにも自由に使って良いですよ、と言っていたので、後日知らないスタッフから感謝されたりしました。笑
私が作ったカマクラじゃなく、すぐ隣の飯山市では、本格的なカマクラの里ができるので、カマクラに入ってみたい!って人はぜひ行ってみてください。
今日はたくさんご来店~✨
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) February 13, 2025
みんなでわいわい楽しいね!
と言いつつ、私は明日の朝イチパウダー狙ってるので先に帰宅😪笑 pic.twitter.com/5W9l6aimBD
天井崩壊したけど、段ボールで屋根してなんとか鍋パ遂行!
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) March 3, 2025
始めましての人もいたりして、また繋がりが広がった✨
来年さらに楽しくなる気がして今からもう待ち遠しい笑
本当に、今シーズン何度目だろう「野沢温泉来て良かった!😆」
あ、来年かまくらパーティーしたい人はぜひ野沢温泉へ🙋♂️ pic.twitter.com/us4NBhtX8L
おすすめポイント⑪ダブルワークでがっつり稼げる

野沢温泉はスキー場と村が密着しているので、スキー場の仕事が終わった後や休日に、野沢温泉村の居酒屋やバーでも働けます。
実際に働いているスタッフも多く、ほとんどスキー場のスタッフでまわしている居酒屋すらあります。笑
野沢温泉スキー場は基本的に土曜日しかナイターがないので残業で稼ぐのはあまり期待できませんが、村でもバイトすれば月に30万円以上も十分狙えます。

野沢温泉では、私の働いた部署だけでなく、リフト、インフォメーション、ゲレンデ食堂、キッズパーク、パーキング、スパ、託児所など、いろんな部署のスタッフと仲良くなれたので、もしこの職場どうかな?って気になる人がいれば結構詳しく教えられるはず。
SNSからコメントやDMで気軽に質問してくださいね。
野沢温泉スキー場リゾバ体験談。おすすめポイントまとめ
今回で5ヶ所目のスキー場リゾバになりましたが、野沢温泉は他のスキー場にはない魅力がたくさんあり、多くの人におすすめ出来るリゾバ先です。
私は無料で温泉入り放題なのと、村での遊びも充実する点が特に気に入っています。
私はもともと友達作りはあまり得意ではなく、スキー場でも一人黙々と練習的な滑りに凝ってしまいがちなのですが、こんなにたくさんのスタッフと仲良くなれたのは、きっと野沢温泉スキー場だったからです。

冬のリゾバどうしようかな?スキー場で働いてみたいな、と言う人は、ぜひ野沢温泉スキー場へ来てみてください。
この記事がリゾバ先選びの参考になれば幸いです。気になる事があれば気軽にSNSから質問してくださいね。
コメント