リゾートバイトには本当にいろんな求人があります。
初めてのリゾバでは、どんな求人に応募すれば良いのか分からずなかなか先に進めない人が多いです。

この記事では、今までの私の経験を総動員して【初めてのリゾバにおすすめの条件】について紹介していきます。
「私の経験」と言いましたが、そこには私自身のリゾバ経験だけでなく、リゾバ先で出会ってきた仲間たち、さらに主にTwitterで交流している各地のバイターたち、DMで寄せられる相談など、多くの情報が含まれます。
「手っ取り早く金を稼げればなんでも良い!」って人には向かない内容です。
出来る限り快適に、楽しみながら働いて、無事期間満了したいって人にはとても参考になると思います。

Twitterでは「けんのリゾバ旅」というアカウントで情報発信しているので、なにか直接聞いてみたいことがあれば、気軽にリプやDMでご連絡ください。
私も旅やリゾバで楽しい経験をたくさんしてきたので、同じように素敵な経験できる人が増えたら嬉しいなと思っています。(相談実績470人以上。もちろん無料です。笑)
その他のSNSでの発信はこちらにまとめてあります→インスタ・Tiktok・Youtube
使い慣れているところからコメントやDMでご連絡ください。
初めてのリゾバにおすすめの条件.1「期間」
初めてのリゾバでは、1ヶ月~長くても2ヵ月までの短期の求人がおすすめです。

短期のリゾバの探し方や、気を付けるべき「30日以内の求人」については下の人気記事で詳しく紹介しています。
リゾバは交通費も支給される求人が多いですが、契約期間を満了できないと交通費がもらえないことがほとんどです。
初めは短期で入り、気に入れば延長できる職場もあります。(事前に確認)
延長の際に時給交渉してあげてもらえるのも良くある話!
初めから長期で契約してると途中で時給があがることはまずありません。
初めてのリゾバにおすすめの条件.2「時期」
混雑している繁忙期真っ只中に始めるより、オフシーズンや繁忙期前(例:4月・6月・11月など)を狙うのがおすすめです。

繁忙期以外でも短期の求人が見つかりやすいのは「リゾバ.com
」
私もリゾバとリゾバの隙間を埋めるような形でよく利用させてもらってます。
参考:「リゾバ.com」初めてリゾートバイトする人におすすめの派遣会社 >
リゾバ求人の多くは、一年の中でも繁忙期と閑散期がかなりくっきりと分かれている施設が多いです。
閑散期は初心者におすすめですが、残業なども少なく、場合によっては早上がりになったり、休日が多かったりします。
「思ったより稼げなかった」となりやすいので、実際にどれくらいの稼働になりそうか、担当者に去年の同じ時期の実績などを確認してみると良いですね。
初めてのリゾバにおすすめの条件.3「職種」
以前の職場で経験がある仕事ならそれでも良いですが、初めてのリゾバでは未経験でも覚えやすい、業務内容がシンプルな職種を選ぶのがおすすめです。

ホテルフロントや仲居は覚えることが多く、かつ高い接客スキルも求められます。
リゾバにはいろんな職種の求人があるので、わざわざ難しかったり、苦手な職種に飛び込む必要はありません。
リゾバによくある職種の仕事内容・一日の流れ・メリットデメリット、さらにそれぞれの実際の体験談まで下の人気記事にまとめてあるので参考にしてください。
調理・調理補助が「避けたい職種」の理由について。
調理人はこだわりの強い人、口調や態度が荒い人がかなり多いです。
もちろんすべての職場がそうではありませんが、雰囲気の悪い職場の割合は他の職種より高いです。
初めてのリゾバにおすすめの条件.4「勤務時間」
1日8時間、中抜け(シフトの間に長い休憩がある勤務形態)なしの求人がおすすめです。
下の画像は、派遣会社のサイトに載っていた実際のフロントの求人ですが、「勤務時間」の項目にこのように書いてあるので、出勤・退勤時間が不規則なのが分かります。

もし昼夜逆転しても全然気にならない人なら、「ナイトフロント」もおすすめです。
時給も深夜割増で高くなりますし、仕事は昼間のフロントほど難しくありません。
昼間にたくさん遊びたい人にもってこいなので、スキー場のナイトフロントは特に人気があります。
初めてのリゾバにおすすめの条件.5「寮」
寮の条件は、生活の快適さに直結します。
初めてのリゾバでおすすめの寮の条件は以下の通り。

求人を見れば寮の写真が載っているので参考になりますが、実は撮ったのは数年前で今は古く汚いってこともあるので、「いつ撮った写真で」「今はどうなのか」をしっかり確認してね。
リゾバの寮については、いろんなタイプの寮を、実際に使った寮の写真もたくさん載せて紹介しているので参考にしてください。
参考:リゾバの寮ってどんな感じ?実際に使った寮をタイプ別に紹介 >
普通のアパートみたいな、風呂・トイレ完備の「完全個室寮」は一番人気ですが、他のスタッフとのプライベートでの関わりが浅くなりやすいです。
みんなでわいわい!みたいなリゾバをしたいなら、自分の部屋はありつつも、共同スペースで顔を合わせるような寮がおすすめです。
初めてのリゾバにおすすめの条件.6「周辺環境」
もし車やバイクなどの移動手段を持っていかないのなら、周辺環境も大事です。
どこにも行けない、何もすることが無いとなると、まるでそこに閉じ込められているような気持ちになる人もいます。

たかが数ヵ月「あえて不便を楽しむ」って気持ちで向かうのもありだとは思います。
その代わり、観光スポットや散策で絶景が見れるなど、何かしらの楽しみは無いと働くだけの味気ないリゾバになってしまいます。
何も楽しめる場所が無いのを逆手にとって、勉強や副業に精を出すという人も中にはいます。
ワーホリや留学前の資金貯めにリゾバを利用するって人は結構多く、散財しやすい場所を意図的に断つのは効果的だと思います。
初めてのリゾバにおすすめの条件.7「まかない」
食事付きの求人はリゾバにとって大きなメリットです。

美味しいまかないの職場は、それだけで贅沢な気持ちになります。
たとえ数百円払っても美味しければ良いけど、たとえ無料でも毎食弁当とか、貧相な食事だとマジでテンション下がります。
奄美大島リゾバですべて自炊の私の食費は、かなり節約しても月3万円以上かかっています。
しかも栄養バランスめちゃくちゃ…。
奄美大島リゾバ4ヶ月目の食費計算。
— けんのリゾバ旅。奄美なう (@rezoba_ken) September 14, 2025
1ヶ月目4万超え😱
2ヶ月目3万5千円🙄
3ヶ月目39,337円😇
今月はほとんどスーパーにすら行かなかった笑
朝はたまごかけご飯+納豆、昼夜はレトルトカレー率9割超えていたと思う。
さあ!!!
…33,044円🤔
今まででは一番少なくなった✨
レトルトカレー最強説😂 pic.twitter.com/gvgFmtycHx
よほど好き嫌いが激しくないのなら、時間の面でも自炊が必要な求人はおすすめしません。
食材を買いに行く時間、作る時間、後片付けの時間、それらすべてがまかない付の求人なら「自由時間」に変わります。
初めてのリゾバにおすすめの条件.8「仲間」
一緒に働く仲間の存在は、初めての環境でも心強い支えになります。
リゾートバイト.comやリゾートバイトダイブでは職場の年齢層や男女比が載っています。



私も大好きな「スキー場リゾバ」は上記の条件がすべて満たしやすく、初めてのリゾバに最もおすすめです。
下の人気記事に、5ヵ所のスキー場でリゾバ経験のある私が、リゾバのメリット・デメリットを詳しくまとめました。
リゾバで出会った仲間と一緒に観光したり、飲み会したり、誕生日などの記念日をお祝いしあったりといったイベントはリゾバの醍醐味です!
全国から集まるいろんな考えを持った人たちと交流することで、自分の視野も広がりますよ。
初めてのリゾバにおすすめの条件.9「時給」
リゾバの時給と仕事の忙しさは比例しません。
初めてのリゾバだからといって、控えめに低い時給を選ぶ必要はありません。
しかし、高時給にだけ惹かれて応募して失敗する人はかなり多いです。

高時給だけど食費・寮費がかかるとか、周辺が不便すぎるエリアとか、雰囲気良くなくて人がすぐ辞めちゃうとか、いろんな「高時給になっている理由」があるんですよね。
もちろん高時給でもとても働きやすい「お宝求人」もなかにはありますよ!
「リゾバでどれくらい稼げるの?」って質問は本当によく聞かれるので、実際の給料、貯金額の目安を下の人気記事にまとめました。
稼ぎ目的で時給に惹かれて応募したものの、うまく続けられなくて途中で辞めちゃう人の話もたまに聞きます。※交通費もらえない
初めてのリゾバでは、まず「時給以外条件」できちんと満了できそうな自分に合ったものを探し、その中でなるべく時給が高いものに応募するというやり方をおすすめしています。
初めてのリゾバにおすすめの条件.10「未経験OK」
多くのリゾバの派遣会社のサイトでは「未経験OK」とか「初心者歓迎」の条件を選べます。
各派遣会社ごとに基準はあると思いますが、総合的な判断として「初めてのリゾバ」におすすめの求人がピックアップされています。

おおむね、これまで挙げてきた条件のような、生活環境の良さだったり、他のスタッフが多かったりという条件が当てはまっているハズですが、自分に合う合わない、条件の善し悪しは自分で判断してね。
ちなみに、派遣会社の担当者におすすめの求人を聞くことは、私はあまりおすすめしません。
なぜなら、あなたの求めている条件の微妙な匙加減までは、知り合ったばかりの担当者と数十分話したぐらいではとうてい伝わらないからです。
担当者は、自分がこれだ!と思った求人の、特に重要な部分、譲れない条件の確認のために使うことにしています。
はじめてのリゾバにおすすめの条件まとめ
「はじめてのリゾバにおすすめの条件」ということで、私自身の経験だけじゃなく多くのリゾバ経験者から聞いてきた声をまとめました。
ここまで紹介してきた内容よりも最も大事なことは、求人を選ぶ前に、「リゾバの目的を明確にしておく」ことです。

目的が明確であれば、求人の取捨選択がしやすくなりますし、満足度もアップします。
たとえイマイチな職場にあたっても、メインの目的さえ達成出来そうなら、とりあえずは納得できるはず。
逆に、目的が曖昧なまま、あれもこれもと条件を欲張ると、あれもこれも中途半端で不満を感じ始め、最終的に「リゾバつまんない」「もう辞めたい」なんて言いがちです。
最後に、ひとつ注意することがあるとすれば、「他人のおすすめはまったくあてにならない」ということ。
ここでいう「他人のおすすめ」とは、具体的な施設や求人を取り上げて「〇〇良かったよ」ということです。
リゾバに求めるものは人それぞれ、その人にとって最高の職場でも、自分にとってはどうかは分かりませんからね。

私が友達に勧められて行ったリゾバ先でイマイチだったこともありますし、逆に私が友達におすすめして失敗したこともあります。
誰かから〇〇良かったよ、と具体的な施設や求人をおすすめされても鵜呑みにはせず、本記事の内容を参考に、しっかりと自分の目的や合う合わないを見極めてから応募してくださいね。
素敵なリゾバが見つかりますように!
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