2025年の5月から10月末まで、5ヵ月半の奄美大島リゾバの振り返り記事になります。

奄美大島って、沖縄みたいな感じでしょ?
海好きの「ウェーイ!」な陽キャばかりなんじゃない?
生活環境はどう?仕事はたくさんある?
こんな感じの疑問に答えていきたいと思います!

正直、来た当初は「失敗したかも…」「なんか思ってた生活と全然違うなあ」なんて思っていました。
3ヵ月を過ぎたあたりからようやく慣れ始め、最終的には「また来年も来れたら良いな」と思えるほどに楽しくなりました!

Twitterでは「けんのリゾバ旅」というアカウントで情報発信しているので、なにか直接聞いてみたいことがあれば、気軽にリプやDMでご連絡ください。
私も旅やリゾバで楽しい経験をたくさんしてきたので、同じように素敵な経験できる人が増えたら嬉しいなと思っています。(相談実績470人以上。もちろん無料です。笑)
その他のSNSでの発信はこちらにまとめてあります→インスタ・Tiktok・Youtube
使い慣れているところからコメントやDMでご連絡ください。
奄美大島リゾバは沖縄リゾバと全然違う!

奄美大島ってどんなイメージがありますか?
沖縄みたいに解放感たっぷりで、ちょっと車を走らせれば絶景が広がっていて、独特の文化が感じられて…みたいな風に思っていませんか?
少なくとも、私はそんな風に思っていました。
去年の夏リゾバが石垣島、一昨年の夏リゾバが宮古島で、どちらも最高に楽しかったため、また別の離島で同じような最高な日々が待っているんだろうなって思っていたんです。

奄美大島と沖縄は全然違います!
沖縄リゾバみたいな感じを期待してくると「思ってたんと違う!」ってなると思います。
奄美大島リゾバのデメリット4選

1.奄美大島はリゾバ求人が少ない
奄美大島は、沖縄に比べてリゾバ派遣会社の求人が圧倒的に少ないです。
求人数が多い「リゾバ.com」の繁忙期前でも、せいぜい2、3件くらいしかありません。
理由としては、わざわざリゾバの好条件で全国から人を集めなくても十分人手が足りてしまうからでしょう。

奄美大島は沖縄ほどの知名度・人気度が無いので、観光客がそれほど多くはありません。
沖縄の年間観光客数は1000万人近くになりますが、奄美大島は100万人にも及びません。
リゾバ求人が少ないということは、リゾバで来ているバイターが少ないということで、つまり、同じような仲間との出会いや交流が少ないのです。

みんなでわいわい働いて、仕事終わりや休日に一緒に遊んで、みたいなことが難しいのか…
沖縄でも特に人気エリアの宮古島や石垣島でのリゾバでは、同じくリゾバで来ているスタッフとすぐに仲良くなって、一緒にシュノーケルしたり、花火したり、毎日めちゃくちゃ楽しかったです!
宮古島リゾバ👇
今日の朝活は職場の仲間とTwitterで知り合った仲間と3人で。
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) August 27, 2023
入ってすぐ、おっきな虹が出たよ🌈
動画切り取りだから画質はアレやけど。
あと偶然ニモ大量のビーチ発見してめっちゃはしゃいでもーた😆✨
ちょこまか動きが早くてすぐイソギンチャクに隠れるから、マジでファインディング大変やった笑 pic.twitter.com/v6E2q4i3ke
石垣島リゾバ👇
職場のスタッフで「ザ・夏」してきた😆
— けんのリゾバ旅 (@rezoba_ken) July 5, 2024
あと1週間で石垣島リゾバ終わるって実感ないなー。
毎度のことながら、なんでもっと早くからみんなと遊ばなかったんだろってなる。
Twitterで繋がってるリゾバ仲間は誘いやすいのに、職場のスタッフにはなかなか声かけられんのよな。
勇気出して良かった🥰 pic.twitter.com/tvPwEU07tr

奄美は移住した人も多いですが、家庭を持っていたり、すでに落ち着いた生活をしている人が多いです。
リゾバ仲間みんなでわいわい、みたいなリゾバが良い人は沖縄に行くべし!
2.奄美大島リゾバは求人を選べない
奄美大島はリゾバ求人が少ないので、自分好みの求人を選ぶことができません。
他の地域だったら、こっちは時給が良くて、こっちは寮が良くて…と、たくさんの求人の中から自分好みの求人を選べますが、奄美大島ではたった数件の求人から、まだマシかな?と選ぶことになります。

私の場合は、そもそもやりたい職種の求人がなかったので、派遣会社を使えませんでした。
今回のリゾバでは、シュノーケルガイドに挑戦してみたくて求人を探していました。
沖縄ではリゾバの派遣会社でもシュノーケルガイドの求人がいくつかありましたが、奄美大島では一件もありません。

同じ時期に宮古島でシュノーケルガイドをしていた友達は、同じくリゾバで来ているスタッフたちとの共同生活でわいわい楽しそうにしていたなあ…。
「リゾバ.com」では、フリーワード🔍に「奄美」と入れるだけで、奄美大島の求人だけに絞れます。
3.奄美大島は車がないと無理
奄美大島は、たぶん、想像よりかなり大きいです。
私は離島リゾバが好きで、今まで色んな離島でリゾバしてきましたが、奄美大島に来てみてすぐに、これは車が無いと無理!ってなりました。

奄美大島は、佐渡島に次いで日本で二番目の大きさの島です。
沖縄本島の約7割の大きさがあります。
名瀬という、奄美大島の中心部で仕事が見つかれば良いですが、それ以外のエリアでリゾバしたら、観光はもちろん、日々の生活、買い出しなどでも車が無いと不便すぎます。
私は絶対必要な初期投資として割り切り、20万円でバイクを購入しました。
リゾバの休日
— けんのリゾバ旅。奄美なう (@rezoba_ken) May 27, 2025
バイクの荷台にテントとシュノーケル道具を積んで、加計呂麻島へ
仕事で毎日海に入ってるけど、やはりプライベートは全然違いますね
最高のテント場で聴こえるのは波の音と鳥のさえずりのみ
改めて、海って良いなあって
梅雨なのに晴れてくれて嬉しい
今夜は星空も期待できそう✨ pic.twitter.com/4P9pktXXUK

バイクを買ってからは観光が充実しましたが、バイクが無かったらどんなリゾバ生活になっていたか…
休日の観光ならレンタカーでもと考える人もいるかもしれませんが、そのレンタカー屋まではどうやって行くの?という問題がありますからね。
バイクは帰りに売って帰る予定だったので多少高くても購入しました。
無事希望額で売れたから良かったけれど、もし売れなかったら出費が大きすぎました。
うぉっしゃ!
— けんのリゾバ旅。奄美なう (@rezoba_ken) October 24, 2025
しっかり旅立つ前にこのバイクも売り先決まりました㊗️
20万円で買って、途中チェーン交換で2万円かかったけど、16万円で売れたので差額6万円
5ヶ月半の奄美大島生活、およそ1ヶ月1万円ちょいでバイク乗れたことになる😆
レンタルバイクより断然安い!!
思い切って買ってよかったぜ✨ pic.twitter.com/M4iMY4VaVW
派遣会社によっては、無料でレンタカーが使える求人もあるそうです。
奄美で会った別の職場のリゾバ仲間は、無料でレンタカーが使えたからここの求人に決めたと言っていました。
4.奄美大島は絶景ポイントが少ない
奄美大島は、普段の生活ではあまり絶景に浸れるような場所が多くありません。
一応海沿いの道路もありますが、地形が入り組んでいるので、坂も多いしトンネルも多いです。

宮古島みたいに、あっちもこっちも絶景で気持ち良いー!みたいなドライブはあまり出来ません。
ここでも奄美大島の大きさがネックになってきて、お気に入りの場所を見つけても、そこまでが遠すぎるっていう…。
【リゾバあるある】
— けんのリゾバ旅。奄美なう (@rezoba_ken) June 12, 2025
お菓子の減りが早すぎる😳💦
=ストレスが多すぎる
で、合ってる?
今回の職場や寮は夕日が見れる側じゃなくてさ、夕日を見るには少なくともバイク30分かっ飛ばさなきゃ行けないからさ、、
はぁ…ぼけーっと夕日眺める毎日欲しいなあ🥺
って、贅沢な悩みすぎなんだろか pic.twitter.com/IdijBksyrt
派遣会社を使わないとこんなに大変
今回は絶対的な条件が「奄美大島に行きたい」「シュノーケルガイドをしたい」とどちらも譲れなかったため、あらゆるデメリットに目をつぶり、仕事を決めました。
派遣会社を使えなかったので、その他の求人サイトやSNSで片っ端から探して、直接問い合わせて、履歴書作って送って、面接して、採否を待って、という流れを何度も繰り返してようやく決まりました。

派遣会社経由の応募なら、そのつど履歴書を書いたり面接したりという面倒がありません。
久しぶりに直接応募のリゾバをしましたが、やっぱり大変だったな、という感想です。

交通費も出なかったし、寮費ひと月3万円、3食すべて自炊と、出費はかなり大きかったです。
普通のリゾバと比べると、毎月6万円以上も貯金額に差がつく計算になります。
毎月お届けしてきた、奄美大島リゾバ、3食自炊のリアル食費。
— けんのリゾバ旅。奄美なう (@rezoba_ken) October 13, 2025
1ヶ月目4万超え😱
2ヶ月目3万5千円🙄
3ヶ月目39,337円😇
4ヶ月目33,044円🤔
もう残り1ヶ月切ってるので、今回が最後のご報告です。
もうね、節約とか意識するの辞めてました。
食いたいもんを食ってた!… pic.twitter.com/T27pYbVqyS
金銭面だけではなく仕事の上でも、これは小さな施設、バイターを雇い慣れていない施設にありがちなパターンなのですが、オーナーの方針が絶対的すぎる職場で苦労しました。
面接時にまったく聞いていなかった仕事を突然任されたり、相談できる派遣会社(担当者)がいないので直接話し合いの機会を設けて交渉したりと大変なことが多かったです。
この社員が『体調不良』でもう5日も休んでる。
— けんのリゾバ旅。奄美なう (@rezoba_ken) July 17, 2025
一緒に働いてる身としては、もうちょっと粘ってほしかった感があるけど、まあまだ若いしこんなもんだろう。
先の見えない道を進むのは辛いからね🥺
リゾバはさ、辛くても先にゴールテープが見えているからなんとかやり抜けるってのはマジであると思う🤔

派遣会社の担当者にも不満を感じることはあると思いますが、それでも合わない職場に当たってしまった場合、直接応募、直接雇用の職場よりははるかに対応が楽です!
今回の私みたいに、よほど譲れない条件が無ければ、派遣会社経由の応募を強く勧めます。
派遣会社の選び方、注意点などは下の人気記事で詳しく紹介しています。
およそ2ヵ月に一度は再調査して内容を更新しているので、ぜひ参考にしてください。
奄美大島のおすすめポイント
ここまでは奄美大島の大変だった部分、デメリットをお伝えしてきましたが、もちろん、楽しかったこと、おすすめポイントもあります。
1.人が少なく落ち着いている

奄美大島は沖縄に比べて圧倒的に観光客が少ないです。
人気のビーチや観光スポットに行っても、人だらけで騒がしく感じることはまずありません。
のんびり、のどかな時間を過ごしたい人にはとてもおすすめです。

観光客が少ないということは、リゾバで働いても「忙しすぎてもう無理ー!泣」みたいになることが少ないでしょう。
飲食店はそれほど多くないので、人気店は事前に予約した方が無難ですが、何十分も行列に並ぶことはありません。
2.観光スポットが多い

「絶景ポイントが少ない」とは言いましたが、それは沖縄みたいな「THE・映え~」な景色と比べるとってだけで、それなりに展望台や見晴らしポイントはあります。
そして島が大きいので、その分観光施設は至る所にあります。

2,3ヵ月のリゾバでは、「もう休日遊びに行くところがどこも無い…」なんて事態にはならないと思います。
私はあまり外食をしない方ですが、お洒落なカフェや美味しいレストランなんかも多いみたいですよ!
ただし、名瀬など町の中心部以外では居酒屋が極端に少ないので、夜に飲み歩きしたい人は難しいかも。
3.海が綺麗

奄美大島は沖縄と比べても遜色ないほどに海が綺麗です。
2024年の夏は台風の日本接近が少なかったため、沖縄を含めかなりの広範囲で珊瑚が死滅してしまう事態が起きていました。

2025年夏、奄美大島でも生きた珊瑚がかなり少ないという印象は受けました。
しかし、海の透明度や魚の豊富さから、沖縄の海と比較しても十分すぎるほど綺麗だったと思います。
ウミガメがたくさん見れるビーチもあるし、ダイビングをすれば奄美大島の固有種「アマミホシゾラフグ」や光の差し込む地形ポイント、イルカやクジラと泳げるエリアまで、とても幅広いです。
4.離島めぐりできる

奄美大島は、奄美群島の中のひとつです。
日帰りできるだけでも、加計呂麻島、沖永良部島、徳之島などいくつもあります。
奄美大島だけの観光に飽きても、離島めぐりが出来るので楽しみが広がりますね!

日本一短い航路として有名(?)な喜界島もあります。
日本一の〇〇みたいなのが好きな人は気になるのではないでしょうか?
@kens_journey 日本一短い航路でひとっ飛びしてきました✈️ #リゾバ #リゾートバイト #奄美大島
♬ Traveling – Melodion
5.生活の不便は少ない

奄美大島は離島と言ってもかなり大きく、普通に定住して生活している人がたくさんいます。
スーパーやコンビニ、ドラッグストア、ホームセンター、病院、美容室、その他普段の生活する上で必要なものは一通りすべて揃っているので、生活の不便はありません。

回転ずし屋もラーメン屋もモスバーガーもミスドもあるよ!
スタバ、吉野家は無かったけれど、映画館やTUTAYAはあります。
ただし、便利なお店が多いのは名瀬の中心部だけなので、やはり車が無いと不便です。
奄美大島リゾバ体験談まとめ
今回のリゾバでは、通常のやり方と違い派遣会社を通さず探して、直接雇用で働いたために、大変なことがたくさんありました。
また、奄美大島も沖縄の延長みたいな気持ちで来てしまったことで、そのギャップにうまく馴染めずに、なかなか楽しめない期間もありました。
しかし、無いものに目を向けても仕方がないし、奄美大島をそのまま奄美大島として見て向き合うことで、徐々にペースをつかみ楽しめるようになりました。

最後には「奄美大島来てよかった」「また来年も来れたら良いな」と思えるまでになりました。
出会ったリゾバ仲間は、今までのリゾバで奄美大島が一番気に入ったと言っていました。
奄美大島でリゾバするなら、職場や寮の場所(周辺のスーパー・コンビニ情報)は必ずチェックしてください!
中には無料でレンタカーが使える求人もあるみたいですよ。
奄美大島でのリゾバが気になっている人の参考になれば幸いです。
他にも気になることがあれば気軽にTwitterやインスタなどからDMしてくださいね。




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