政府は、マスクの着用について2023年3月13日から、屋内外を問わず個人の判断に委ねることを決めました。
その後もしばらくはマスク着用が必須だった施設があったようですが、最近はようやくほとんどの施設で「コロナの為のマスク」は必須ではなくなりました。
最近はコロナの影響よりも、普通の風邪やインフルエンザの予防の為にマスクをつけるくらいで、ふだんは誰もマスクをつけていません。
特に冬のリゾバでは、職場内でインフルエンザが蔓延してしまい次々にスタッフがダウンしていってしまうところが多いです。
私が働いていたスキー場でも、病欠でスタッフが足りなくなっている部署がいくつかありました。
元々はコロナのみに焦点を当てて書いた記事ですが、風邪やインフルエンザでもほぼ同様の対応になるのでまとめて紹介します。
これからリゾートバイトに向かう人、現在リゾバ中の人も、勤務先でもしコロナやインフルエンザになったらどうなるのは気になるところですよね?
リゾートバイトにおけるコロナやインフルエンザの影響は主に以下の3パターンです。
それぞれ申請すべき内容が違うのでしっかりと覚えておきましょう。
- 勤務先がコロナやインフルエンザの影響で休業、またはシフト減になった
- 業務上の原因でコロナやインフルエンザに感染して、自分が仕事を休んでしまった
- 業務には関係ないところでコロナやインフルエンザに感染して、自分が仕事を休んでしまった
リゾートバイトをする際は、まず良い派遣会社選びが重要です。
今回紹介する手当は、すべて法律で決まっていることなので、どんな派遣会社を経由しようとしっかりもらえるはずです。
しかし、劣悪な派遣会社経由で働いてしまうと、担当者の対応が悪く苦労することも十分あり得ます。
自分に合った良い派遣会社の選び方はこちらの人気記事を参考にしてください。
Twitterでは「けんのリゾバ旅」というアカウントで情報発信しているので、なにか直接聞いてみたいことがあれば、気軽にリプやDMでご連絡ください。
私も旅やリゾバで楽しい経験をたくさんしてきたので、同じように素敵な経験できる人が増えたら嬉しいなと思っています。(相談実績300人以上。もちろん無料です。笑)
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使い慣れているところからコメントやDMでご連絡ください。
勤務先がコロナの影響で休業、またはシフト減になった場合
勤務先の施設がコロナの影響で休業したり、休業までは行かずともお客さんのキャンセルなどによりあなたのシフトが減った場合に申請するのは「休業手当」です。
「リゾートバイトダイブ」では、サイト内のQ&Aでこのように答えてくれています。
Q 休業手当はもらえますか?
Ā リゾートバイトダイブでは、雇用調整助成金の特例措置の有無に関わらず、休業手当をお支払いしています。
よくあるQ&A|リゾートバイトなら【ダイブ】 (resortbaito-dive.com)
簡単に説明すると、雇用主側の都合で休みになった場合は、平均賃金の60%がもらえるということです。
休業手当は労働基準法で決まっていることなので、勤務先の施設や派遣会社がなんと言ってこようと、契約書に記載の内容より明らかにシフトが減った場合にはしっかりと申請しましょう。
業務上の原因でコロナに感染して、自分が仕事を休んでしまった場合
コロナの位置づけが2023年5月8日より『第5類』に移行したことにより、それまで職場が原因の休みの際に申請出来た「労働者災害補償保険(労災)」が使えなくなりました。
インフルエンザは元々労災の対象ではないためにこちらも申請できません。
その代わり、この後に紹介する「傷病手当」の対象にはなる可能性があるので、そちらをしっかりと覚えておきましょう。
リゾバ中の「労災」と、この後に紹介する「傷病手当」に関する詳しい内容は、リゾバ.comの「福利厚生について」のページで確認できます。
業務には関係ないところでコロナに感染して、自分が仕事を休んでしまった場合
業務以外の原因でコロナやインフルエンザに感染した場合に申請するのは「傷病手当」です。
リゾートバイトでも、2ヶ月以上の勤務に就く場合は、初日から「社会保険」に入ることができます。
国民健康保険(国保)には傷病手当という制度は無いため、社会保険に入っていないと残念ながら傷病手当は申請できません。
傷病手当は待期期間が3日間あり、4日目以降の休んだ日数分がもらえます。支払額は平均日給の3分の2です。
「社会保険」に関する詳しい内容は、リゾバ.comの「福利厚生について」でもページで確認できます。
リゾートバイトといえど、まともな派遣会社はしっかりした制度が整っていることが分かります。
リゾバ中のコロナ療養生活
こちらの項目は、私がコロナに罹った2022年夏の様子です。
現在のコロナの対応はかなり変わったのであまり参考にならないとは思いますが、一応残しておきます。
コロナに感染したかもしれないと感じたら、まずは近くのコロナ対応医院や検査所でPCR検査を受けます。
その後、コロナ陽性の結果が出たら、基本的に公共交通機関も使えなくなるし、療養中は部屋から出られなくなります。
リゾバ先の寮がシャワーやトイレもついた完全個室寮でない限りは、療養施設に移動になると思います。
2022年夏にコロナに罹ってしまったときは、保健所から紹介された療養施設に移って、10日間、安静にしました。
療養中は3食弁当が支給されて、朝晩の健康観察をLINEで報告します。
私は症状がすぐに改善し、3日目くらいからはスポーツでも出来そうなくらい元気でしたが、最低でも10日間は絶対に出られないので、かなり時間を持て余しました。
もともとそれほどテレビは観ない派だったので、30日間無料のamazonプライムに登録して、ひたすら映画を観て過ごしました。
Amazonプライム 30日間無料体験 >映画だけでなく、ドラマやアニメ、漫画もかなり見放題なので、暇つぶしに困ったらおすすめです。
9日目の夜に、看護師が症状などから判断して、次の日退所できるかどうかの最終決定が下されます。
退所時は、療養中に使ったタオルやシーツなどは全てゴミ袋に入れてしっかりと口を閉じて、所定のゴミ置き場に捨てました。
最後にホテルの入り口でカードキーを返却して、退所となります。
10日ぶりに街を歩くと、なんだか浦島太郎になったような気分でした。笑
2023年9月現在、多くの施設では簡易検査キットを常備しています。
私が働いている宮古島のリゾバ施設でも、熱が出たスタッフはまず検査キットで検査するのが義務になっています。
前回働いたスキー場リゾバでは、私自身も突然高熱が出て仕事を休み、施設から検査キットを渡されて自分で検査しました。
鼻の奥を付属の綿棒でぐりぐりと擦って、検査薬に浸し、その後検査キットに乗せて待つこと15分。
結果は陰性だったので、ほっとしました。
まとめ
リゾートバイトにおけるコロナやインフルエンザの影響3パターンと、それぞれ申請するべき手当について解説しました。
- 勤務先がコロナ・インフルエンザの影響で休業、またはシフト減になった→「休業手当」
- 業務上の原因でコロナ・インフルエンザに感染して、自分が仕事を休んでしまった→「労災」→現在は申請不可
- 業務には関係ないところでコロナ・インフルエンザに感染して、自分が仕事を休んでしまった→社会保険に入っていれば「傷病手当」
コロナやインフルエンザは感染力が強く、どれほど気をつけていても、感染してしまうときは感染してしまうと思います。
せめて、申請してもらえるお金はしっかりともらっておきましょう。
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