山小屋バイトが決まったんだけど、何を持って行けば良いか教えて!
けん
OK!元山小屋スタッフの私たちに任せて!
3ヶ所の山小屋で働きました。
びー
この記事を読めば、山小屋バイト生活で必須なもの・あると便利なもの・要らないものがすべて分かります。
初めての山小屋バイトでは、以下のような持ち物に関する疑問がたくさんあると思います。
- 服は何をどれくらい持って行けば良いのか
- お風呂セットはどうか(シャンプー・ボディーソープは?ドライヤーは?)
- あると便利なものって何があるだろう…?
山小屋バイトでは、長期間泊まり込みになるため、「あー!あれ持ってくるの忘れた!」と思ったところで、すぐに家に取りに帰ることが出来ません。
この記事の持ち物リストを参考に、山小屋バイトの準備をすすめていきましょう。
けん
ちなみにこちらの持ち物リストですが、最近山小屋バイトをした知り合いがこの記事を参考に荷造りしたそうですが、ほぼこれで必要十分だったと答えていました。
この記事を書いているのはこんな人(ひつじ?)です。
- リゾートバイトやワーホリなどを組み合わせつつ、20年以上旅しています。
- 日本での主な収入源であるリゾートバイト歴は、計23回、18地域、16職種を経験。
- サラリーマン生活に挑戦したものの、リゾバの魅力に抗えずにまたリゾバ生活に復帰
けん
Twitterでは「けんのリゾバ旅」というアカウントで情報発信しているので、なにか直接聞いてみたいことがあれば、気軽にリプやDMでご連絡ください。
私も旅やリゾバで楽しい経験をたくさんしてきたので、同じように素敵な経験できる人が増えたら嬉しいなと思っています。(相談実績300人以上。もちろん無料です。笑)
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使い慣れているところからコメントやDMでご連絡ください。
山小屋バイト持ち物リスト
働く山小屋にたどり着くための登山装備については、入山時期や山小屋までの距離などによっても変わってくるためここでは省略しています。
本記事の持ち物リストは、山小屋バイト中の生活に焦点をあてて書いています。
必須の持ち物
山小屋バイトが決まると、小屋から持ち物についての指示があると思うので、まずはそれらをしっかりとチェックした上で用意していきましょう。
洋服
- 手ぬぐい・バンダナ4枚くらい:記念に山小屋で買うのも良い。
- エプロン:キッチン作業中に使う。
- マスク:嵩張るので洗って何度も使えるものが良い。(もうコロナの影響はほぼ無いので要らないかも。念のため10枚入りくらいのものを1袋)
- 着替え:下着・靴下・Tシャツなど各4セットくらい。(速乾素材が便利)
- 防寒着:ロングTシャツ・フリース・ダウンジャケット・ニット帽・タイツ・レッグウォーマー・もこもこ靴下など。
※標高2000m以上の山小屋では、夏でも夜は10℃以下になるのが普通。平地の真冬並みの防寒着でしっかりと防寒対策をしましょう。
身の周り
- ヘッドライト:発電機を消したら本当に真っ暗!
- サングラス
- 耳栓:相部屋のスタッフのいびきがうるさいと悲惨です。笑
- サンダル・クロックス:キッチンでも使うので、つま先が開いていないタイプがより良い。
けん
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もう少し値段が高くなりますが、【リボルト350】なら乾電池・USB充電どちらにも対応しています!
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お風呂・洗面道具など
- 歯ブラシセット
- こだわりがあるなら、自分用のシャンプー・洗顔料など:山小屋にもスタッフ用が置いてあることが多い(小屋に要確認)
- フェイスタオル2,3枚:バスタオルは乾きにくいし嵩張るので却下。
- ドライヤー:置いてある山小屋と置いていない山小屋があります。事前に問い合わせて要チェック!
- 洗濯ネット:何人もの洗濯物を一度に洗う小屋もあるので、他のスタッフの洗濯物と区別するのに役立ちます。洗濯洗剤は山小屋にある。
- 保湿クリーム:山の上はかなり乾燥しますし、水仕事も多いです。多めに持っていきましょう。
- 日焼け止め
- ウェットティッシュ:毎日お風呂に入れない山小屋ではマジで大活躍します!
詳しくは以下の記事内の「Q14:お風呂は毎日入れるの?」「Q21:持って行った方が良いものは?」を参照。
山小屋バイトQ&A。給料、人間関係、お風呂…気になる25の質問に答えます - 爪切り:小屋にもあるけれど、切れ味悪くて使いづらかった。
- 耳かき・綿棒
- 風邪薬・絆創膏・常備薬など:小屋にも救急ボックスはありますが、数が限られているので。
山小屋は誰か一人が体調を崩すとすぐみんなに移ります。マスクの着用や飲み薬などで早めに対処しましょう。 - 女性は生理用品
びー
化粧水、乳液などは重いので、私はニベアで体中の保湿をしていたわ。
スキンケアだけは譲れない!とパックまで持ってきてる子もいたけど。
その他
- カメラ:美しい山の風景を撮るのに、ケータイのカメラだけでは物足りなくなります!星空を撮りたい人は三脚も必須。
- 水筒:夜に喉が渇いたとき、寒い中わざわざスタッフルームを出て行くのはかなり面倒です。
- サブザック:ちょっと散策する時に重宝します。
けん
サブザックは私の大好きな【シートゥーサミットのウルトラシルデイパック20L】がおすすめ!
わずか72gなのに耐久性が高く、防水性もあるめちゃくちゃ使いやすいサブザックです。
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あると便利なもの
- 延長コード:発電機が動いている間にスタッフ全員が充電しようとするので、コンセントがかなり混み合います。
- モバイルバッテリー:モバイルバッテリーに充電しておけば夜も安心!
- ソーラーライト:CARRY THE SUN Mediumがおすすめ!
- タブレット:自分の好きな本や動画を大量に持ち込みたい人向け。
- イヤフォン:絶景×癒しミュージックは至福のひととき。スピーカーは周りに迷惑なので却下。
- おやつ・お気に入りのコーヒーなど:ふだんの食事で自分の好きなものを食べられないストレスは意外に大きいので、嗜好品があると良いです。
- レターセット・切手:メールやラインではなく、山の上で手紙を書くって良くないですか?休暇で下山するスタッフについでに投函してもらいましょう。
- 登山用品一式:山小屋バイトだけなら必須ではないですが、休日に登山したい人は忘れずに!
けん
【CARRY THE SUN Medium】は、スタッフ小屋の枕元に置くライトとしておすすめです!
太陽光で充電できるし、読書にも十分な明るさがあり、常にヘッドライトをつけていなくて良いのでリラックスできます。
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びー
雪渓が遅くまで残るエリアで働く場合は、チェーンスパイクがあると安心です。
私たちも使ってるおすすめのチェーンスパイクはこちらです。
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要らないもの
- 作業用軍手:山小屋にスタッフ用がある。
- 作業用ツナギ:山小屋にスタッフ用がある。
- 長靴:よほど大きいor小さい足でなければ、山小屋にスタッフ用がある。
- 化粧道具:どうせしない。(しているスタッフは逆に浮く。笑)
- お洒落着:どうせ着ない。それより寒さ対策が重要!
- コンタクト:洗浄液も荷物になる。ワンデイは嵩張る。
(仕事中眼鏡はうっとうしい&眼鏡がどうしても嫌なら持って行く) - 本:山小屋にも大量にある。(どうしても読みたい本があるなら、タブレットがおすすめ)
- 現金:大金をスタッフ部屋に置きっぱなしは不用心。必要ならば、山小屋では給料を前借りできるところが多いのでそれを利用しましょう。
- 楽器:休憩中に練習したいと思って持ってくる人は、大抵しない&している暇がない。
山小屋バイトの持ち物チェックリストまとめ
今回は元山小屋スタッフである私たちが、山小屋バイトの持ち物を紹介しました。
あまり荷物が多くなっても重くなるし、どうせ使わない。
かと言って「あれ持ってくればよかったー」と思ってもすぐには取りに帰れない。
無ければ無いなりになんとかなってしまうものですが、準備の際にはぜひこの記事を参考にしながら考えてみてください。
けん
あなたの山小屋バイトがより良いものになるように応援しています!
びー
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