前回の日本一周バイク旅の装備を紹介!旅歴20年以上の筆者が厳選した道具たち<キャンプ編>に続き、今回は<服装&バイク周り>についてお届けします!
長い旅の中では、本当に色んなことが起きます!
ひとつひとつは些細なことでも、重なるにつれて大きなストレスとなっていきます!
せっかくの楽しい旅を少しでも快適に過ごすために、今回紹介する商品や選んだポイントを、自分の準備の参考にしてみてください!
なお、今回の記事は「全身を有名ブランドで揃えて、バイク周りも純正品だけで整えているようなリッチなライダー向け」ではなく、「出来る限り安くて、でも快適性は失いたくない!という旅人向け」です。
装備を厳選することで、旅の快適さがアップして、楽しむことに集中出来るんだ!
服装&バイク周りの厳選旅道具一覧
服装
バイク周り
あると便利なもの?
ひとつひとつ解説していきますが、服装については特に本人の好みも大きいので、「この商品が良い!」というよりは、快適な旅にするためにどんなポイントに注目すれば良いかについて書いていきます。
見やすいように、服装は頭から足元、バイク周りは前から後ろに向けて順番に書いていくね!
服装
ヘルメット
【厳選した】と言いながら、私はヘルメットを2つ持って行きました。(二人乗りできるバイクのとき)
- 【ジェット(オープンフェイス)ヘルメット】:寒いとき・雨が降った時・虫が多いとき
- 【ハーフヘルメット】:暑いとき・開放的な気分で走りたいとき
私のように2つもヘルメットを持ってきているライダーには会ったことがありませんでしたが、結果、凄く良かったです!
なぜなら、長い旅の中で出会うのはライダーだけではありません。
「旅は道連れ世は情け」なんて言いますよね。
宿やキャンプ場で意気投合した子を後ろに乗せてスーパーまで一緒に買い出しに行ったり、そのまま一緒に観光したりなんてことも出来たからです。
サングラス
フェイスシールドにサングラスの効果もついている商品も多いですが、私はハーフヘルメットでシールドをつけないときもあるので、サングラスを持っていきます。
幅は広めで、レンズが肌に近くなるタイプの方が、風も遮ってくれるので目が乾きにくく快適です。
レインウェア
普通のレインウェアをバイクで使うと、
といったトラブルが起きますが、バイク用に設計されたレインウェアなら、雨の中走らなければいけない状況でも快適です。
グローブ
グローブは、テムレス一択!
真夏はそもそもグローブ自体使いませんが、秋から春までの寒い時期はずっとこれです。
防水性・柔軟性・価格、どれをとってもこれ以外の選択肢は私にはありません!
昔はいかにも作業用といったダサい水色しかありませんでしたが、今は黒もあるのでそれを使っています。
服(シャツ)
特に気にするべきは素材です!
綿など乾きにくいものは却下。
登山でもそのまま使ってますが、パタゴニアやノースフェイスといったアウトドア系ブランドの素材は、汗をかいたときだけでなく、洗濯後の乾きやすさにも効果的です!
こだわりがなければワークマンなどでもOKです。
速乾性の素材を選ぶことで、着替えの荷物はかなり削減できます。
ズボン
ズボンはシャツほど頻繁には洗濯しないので、素材より形状が重要です!
私が大好きなグラミチは、股下が立体裁断になっていて、バイクに跨ったときつっぱらなくて楽ですし、裾周りがすぼまっているので、バタつきもなく、ギア変やブレーキ操作の邪魔になりません。
靴
靴は3足持っていきます。
安くて軽いワークマンの長靴がおすすめです!
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バイク周りの便利グッズ
スマホホルダー
慣れない道を走るとき、今やスマホでナビは欠かせませんよね。
スマホ片手にバイクの運転をするわけにはいかないので、スマホホルダーを取り付けます。
ハンドルがバータイプならクランプバーは必要ありません。
スマホホルダーの取り付け方はこちらの記事で紹介しています
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USB電源キット
バイクに乗る時、スマホでGoogle Mapsを使ったり、音楽を聴いているとすぐに充電が減ってしまいますよね。
今までは大容量のモバイルバッテリーで対応していましたが、KITAKO(キタコ)のUSB電源キットが安くて取り付けも簡単との噂を聞いたので、実際に取り付けてみました。
私が付けたのはカブ用のUSB電源キットですが、今はいろんな車種に対応したUSB電源キットがたくさん売っていて、どれもバイクに詳しくない人でも簡単に取り付けられるそうです。
カブ用のUSB電源キットの取り付け方はこちらの記事で紹介しています
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座布団
「え?座布団?」って思いますよね?
しかし長時間バイクに跨っていると、どうしてもお尻が痛くなってきます。
お尻の痛みが気になって景色を楽しめないんじゃ、もったいないですよね!
こちらの「ゲルザブ」はオフロード用、スクーター用にもそれぞれモデルがあります。
騙されたと思って試してみてください!長距離走行も本当に楽になりますよ!
荷物入れ
ホームセンターで売っている箱なので、旅人の間では「ホムセン箱」と呼ばれています。
ただの防水バッグよりも、こういうがっしりしした荷物入れが圧倒的に使いやすいです。
荷物の安全性、積み込みやすさもそうですが、ボックスなので、宿泊地についてからはテーブルにもなり、椅子にもなります。一度使ったら他には移れません。
このようなベルトで荷台にがっしりと固定します。
ツーリングネット
前記のボックス自体は、移動中は頻繁に開け閉めするものではないので、その上にすぐ使いたいものやキャンプ場で乾ききらなかった服を置いて、ネットで包みます。
私は<キャンプ編>でも紹介したソーラーランタンをここに置いて、走ってる間に充電しています。
レジャーシート
本来はキャンプ道具なのですが、私はバイクを置いて散策する時に、荷物の目隠しとしても使っていました。
それほど高価なものは持っていませんが、万が一にも盗まれたらショックなので、最低限の防犯対策ですね。
急な雨にも慌ててバイクに戻る必要もなく、持っていって良かったと思いました。
あると便利なもの?
私自身は使っていませんが、あると便利なのかなあ?と思っているものを挙げておきます。
ツーリングマップル(0円マップ)について
今のようにスマホでナビをするのが当たり前ではなかった時代は、「ツーリングマップル」を持っているライダーが本当にたくさんいました。
ベテランライダーが実際に走って集めた、ライダー目線の情報が満載で、一般的な観光情報誌には載らないマニアックな情報を得ることが出来ます。
地域ごとに分かれていて、なおかつ一冊が分厚いので、日本一周のように荷物を厳選したい旅人には不向きな一面もあります。
今の時代なら、出発する前にひと通り読み込んで、情報をGoogle mapに書き込んでおくのが便利かもしれません。
「ツーリングマップル」をAmazonでチェックする↓
「0円マップ」は2013年を最後に惜しくも廃刊になってしまいましたが、こちらも全国を駆け巡るライダー達からとても支持されていたガイドブックです。
その名の通り、「0円で楽しめるスポット」の情報のみに焦点を当てて作られたガイドブックで、「無料のキャンプ場」「無料の温泉」「無料で楽しめる施設」などがたくさん載っています。
廃刊になってからすでに10年経っているので、今は有料になってしまった場所や、取り壊されてしまった施設もあるかもしれませんが、興味がある人はチェックしてみると楽しい発見があると思います。
「0円マップ」をAmazonでチェックする↓
まとめ
今回は、私が旅をする中で厳選してきた、<服装とバイク周り>の道具について解説しました。
快適な旅にするためにどんなポイントに注目すれば良いか、準備に迷った際はぜひ参考にしてみてください!
あれもこれもって持っていきすぎても、結局使わないし、無ければ無いなりに自分で工夫するのもまた旅の醍醐味ですよね!
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