カブにKITAKO(キタコ)のUSB電源キットを取り付ける方法を紹介します。
バイクに乗る時、スマホでGoogle Mapsを使ったり、音楽を聴いているとすぐに充電が減ってしまいますよね。
今までは大容量のモバイルバッテリーで対応していましたが、KITAKO(キタコ)のUSB電源キットが安くて取り付けも簡単との噂を聞いたので、実際に取り付けてみました。
実はバイクのメンテナンスはいつもプロ任せで、さらに機械音痴なので、うまく取り付けられるか不安でしたが、四苦八苦しながらも1時間程で取り付けられました!
確かに誰でも出来る簡単さではありましたが、手順を間違うと、もう一度ネジを外してこっちを先に…などの二度手間が発生します。
実際に私も3回も付けては外しを繰り返してしまいました。笑
手順が分かっていれば、15分ほどで取り付けられると思います。
KITAKO(キタコ)のUSB電源キットは、説明書が小さな一枚しか付いておらず、たぶん、バイクに詳しくない人はなんじゃこりゃ?ってなると思います。(私はなりました!)
本記事では、誰でも一度で完璧にUSB電源が取り付けられるように、写真をコマ送りのようにたくさん載せて紹介します。
カブに取り付けたUSB電源キット
今回カブに取り付けたUSB電源キットはこちらの商品です↓
バイク部品のメーカーでおなじみのKITAKO(キタコ)の商品で、レビュー評価も高く…というか、カブからUSB電源を取り付けるならほぼこれ一択って感じです。
開封するとこんな感じです↓
説明書が、バイクに詳しくないと「え?これだけ?」な内容ですよね。笑
取り付け終わってみると、確かにこれで説明十分だと分かるのですが、開封時はなんかもっと写真とか手順とか詳しく教えてくれーってなりました。
- 適合車種
【※国内仕様車のみ適合】
スーパーカブ50:FNO,AA09-1000001~
スーパーカブ50-プロ:FNO,AA04-3000001~
スーパーカブ110:JA44全車種/JA59全車種
スーパーカブ110-プロ:FNO,JA10-1100001~
クロスカブ50:FNO,AA06-1000001~
クロスカブ110:JA45全車種/JA60全車種
クロスカブ:FNO,JA10-4000001~ - ※スーパーカブ50スタンダード(AA04モデル)、スーパーカブ110スタンダード(JA10モデル)は使用不可
私の原付はスーパーカブ50(JBH-AA04 2012年)です。
確か中国産て書いてあったし、使用不可のモデルかと思ってKITAKOに問い合わせたところ、使えるモデルだと教えて頂きました。(じゃあどのカブが使えないんだ?)
取り付けに必要な工具
私のスーパーカブ50(JBH-AA04 2012年)では、取り付けるために必要な工具は以下の3つでした。
おそらくどのカブでも同じだと思います。
- プラスドライバー
カブ本体のカバーを外す - モンキーorスパナ
アースを取り付けるためのネジを外す - 六角レンチ
USB電源を固定するのに使う
それぞれサイズが合わないと使えないので、事前にネジのサイズと工具のサイズを確認しておいてね。
カブにKITAKO(キタコ)のUSB電源キットを取り付ける手順
ここからは写真をたくさん使って紹介していきます。
カブのUSB電源キットを取り付ける場所は、キーを差し込む少し下、カバーのネジのところになります。
これが完成形です。それでは取り付けていきましょう。
まずはカブのカバーを外していきます。
先にシート側のカバーを外します。
矢印のところにネジがあるので、プラスドライバーで外していきます。
下の2つの矢印はハンドル側のカバーのネジで、シート側のカバーを外した後に外します。
次にハンドル側のカバーを外します。
私は、先にこちら側のカバーの上のネジだけ取って、あれ?外れないな、なんでだろうって無理矢理引っ張って、危うくカバーを破損するところでした。笑
下の小さな丸のネジはシート側のカバーの下に隠れているので、先にシート側のネジを外してください。
真ん中のカバーが外れたら、右側のカバーも外していきます。
矢印のところにネジがあります。
ネジはそれぞれ微妙にサイズが違うので、どのネジがどこか分からなくならないように気を付けてくださいね。
ちなみに私は砂利の上で作業していて、ネジを2つ無くしました…。
またぐ部分と右側のカバーを外し終わったところです。
けっこう中も汚れるんだなと思いました。
今度掃除してあげよう。
正面のカバーも取ります。
正面は矢印のネジが1つだけです。
正面のカバーも外し終わりました。
USB電源キット取り付ける場所は、エンジンをかけるキー差込口の後ろ側です。
キャップを外すと電源カプラーが確認できます。
私のスーパーカブ50(JBH-AA04 2012年)のカバーを外すまではこの手順でしたが、カブには色んな車種があるので、それぞれうまくカバーを外して、とにかく上の写真の部品が露出できればOKです。
KITAKO(キタコ)USB電源キットの中身です。
まずはこちらの赤丸の部品を取り付けていきます。
本体の電源カプラーの赤丸の部分が爪になっているので外します。
USB電源キットのカプラーを間に取り付けます。
オスメスがあり、差し込める形が違うので間違うことはありません。
それぞれ繋げ終わったところです。
再度キャップをつけるとこんな感じ。
間にUSB電源キットが入ったので少し収まりが悪いですが、どうせカバーの内側だし気になるレベルではありません。
次にこちらの赤丸の部品を取り付けます。
袋の中のこの部品だけ先に使います。
他のネジやワッシャーは最後に使うので無くないように。
USBポートの先の部分、矢印の部品をいったんコードから抜いて外し、先ほどの金具を間に挟んで、もう一度締めます。
次にコードの先を外したカバーに通します。
コードが通れば隙間はどこでも大丈夫です。
コードをカバーに通したところ。
この写真、よく見るとUSBポートのところに金具がついていませんよね?これは失敗です。
一度このまま最後まで取り付け終わって、これじゃバイクに固定出来ないじゃん!ってなってまたカバー外して…全てやり直しました。やれやれ。
金具は先に付けること!
カバーに通したコードと、電源カプラーの間につけた部品のコードを繋ぎます。
電源側の赤いコードは使いません。
赤と白、黒と黒を繋ぎます。
先についているキャップをいったんずらして、しっかりと奥まで差し込みます。
カチッと’’ハマった’’感があるはずなので、そこまで押し込みましょう。
再度キャップを被せたところ。
電源側の赤いコードは使わないので余っていますが、そのままで大丈夫です。
次にアースを取り付けます。
アースを付ける場所は、私のバイクでは2ヶ所ありました。
こちらはホーンを固定するネジ。
もう1つはエアフィルターを固定するためのネジです。
塗装されているネジだと通電しないので、ネジ本来の色というか、金属が剥き出しの部分に取り付けます。
私はホーンの下のネジに取り付けました。
このネジはドライバーは入らないので、スパナかモンキースパナを使います。
ホーンの下のネジにアースを取り付け終わったところです。
この時点で一度エンジンをかけてみて、しっかり通電しているか確かめると良いと思います。
きちんと取り付けられていれば、USBポートの部分が青く光ります。
ここまで繋げて使えなければ何かが間違っているので、もう一度本記事の手順をしっかり確認して、それでも使えなければ説明書に載っているKITAKO(キタコ)に電話して聞いてしまう方が早いです。
私は最初アースの取り付け場所を間違っていて、使えないんですけど…(泣)と電話しました。
社員さんが丁寧に対応してくれたので良かったです。
問題なく使えることを確認したら、外したカバーを元通りにすべて付けて、最後にUSBポートを右横のカバーに固定すれば完成です。
固定するためのネジとワッシャーの順番は、説明書のこの部分に載っています。
この最後のUSBポート固定用のネジが六角レンチ用のネジです。
USBポートのキャップをするとこんな感じ。
注意書きに下のように書いてあったので、使用しないときはしっかりとキャップをしめて使っています。
※完全防水ではありません。洗車・雨天時は使用しないで下さい。
また使用しないときは付属のゴムキャップを必ず装着してください。
完成図。
USBポートからスマホホルダーまで充電コードを伸ばして、走りながら充電が出来るようになりました。
だいたいスマホの充電が20%切ったあたりで繋いで、2時間くらい走ると100%になるかなって感じです。
ついでにおすすめのスマホホルダーも紹介
ついでに、私が使っているスマホホルダー、クランプバーもとても調子が良いので紹介しておきます。
スマホホルダー、クランプバーの取り付け方法は下の記事で詳しく紹介しています。
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