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日本一周バイク旅の装備を紹介!旅歴20年以上の筆者が厳選した道具たち<キャンプ編>

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  • バイクで日本一周してみたい!
  • でも何を持っていけば良いのか分からない!
  • あると便利なものを知りたい!

という方に向けて、旅歴20年以上の筆者が実際に旅をする中で厳選してきた【本当に便利なキャンプ道具たち】を紹介します!

今でこそ、どこへ行くにしても荷物の選択に迷うことはほとんどありませんが、初めて大きな旅に出る前は、いったい何を持っていけば良いのか分からず不安だらけでした。

けん
けん

まだバイクで県外にすら出たことがありませんでした。

はじめの方は念のため、念のためと言って、使いもしない無駄なものばっかり頑張って積み込んでたなあ。笑

今回の記事は「ご飯はすべて外食で済ませて、夜は毎日旅館に泊まるようなリッチな旅人向け」ではなく、「キャンプ場や海辺にテントを張って、のんびりと自炊をしながら夕日を眺めたりするのが好きな旅人向け」です。

日本一周バイク旅の厳選道具一覧

特に選び方が重要なもの

  • テント
  • 寝袋
  • スリーピングマット

その他の厳選道具たち

  • ヘッドライト
  • ガスバーナー
  • ウインドスクリーン
  • クッカー(コッヘル)
  • 鍋掴み
  • ファイヤースターター
  • 万能ナイフ
  • 水筒
  • ソーラーランタン
  • モバイルバッテリー
  • 防水Bluetoothスピーカー
  • 虫よけ
  • カトラリー
  • まな板
  • 洗剤いらないスポンジ
  • 調味料
  • 風呂セット
  • 救急セット・身だしなみ系

あると何かと役立つ道具たち

  • ウェットティッシュ・トイレットペーパー
  • アイマスク・耳栓
  • 結束バンド・輪ゴム・ジップロック

それでは、ひとつひとつ、何故それを選んだのかについて解説していきます。

もちろん、必ずしも同じものを揃える必要はありませんが、どういう点に注目して揃えて行けば良いのかの参考にしてください。

けん
けん

本当に使える道具ってのは、使いやすさはもちろん、長く使えて、さらに色んな場面で応用が利くものです!

特に選び方が重要な旅道具

テント

旅用テントにおいてもっとも大事なことは【設営が簡単であること】です!

旅に出る前、私はテントのことなど何も分からず、店員の勧めるがままに当時世界最小・最軽量だった「究極の一人用テント」を買いました。
こちらのアライテント「トレックライズ0」です↓

このテントは慣れれば1分で張れます。

キャンプ場で会う他の旅人たちのテントと比べてあまりにも小さなそのテントは、私自身、バイク旅なのだからもう少し大きくても十分積めるし、その方が快適だっただろうなと思い、「テント選びを失敗したかも?」と考えたこともありました。

しかし、その後長く旅を続けていくうちに、私の旅スタイルにはこれが一番だったという結論に落ち着きました。

何故なら、私はバイク旅の途中に、山登りやトレッキングも組み込むスタイルを確立してしまったからです。

初めてトレッキングをしたのは西表島でした。
西表島まで行っておいて、そのジャングルの中へ足を踏み入れないのは、映画館へ行って映画を観ずにポップコーンだけ食べて帰るようなものです。…ちょっと違うか。

バイクで行けるキャンプ場を周るだけでなく、バックパックに寝袋やテントを詰めてトレッキングをしたり、もう一歩奥へ進んでみたいアクティブな旅人には【最低限2㎏を切るテント】をおすすめします。

それほどアクティブなことはしないという人でも、3㎏を超えるテントは、設営や撤収がかなり億劫になるので、移動を繰り返す旅人には向きません。

もう一つ、旅用テントを購入する際に気を付ける点は、【自立式のテントを選ぶこと】です!


管理されたキャンプ場では大体ペグが打てますが、ちょっと道の駅の端っこに張るとか、地面が硬くてペグが刺さらない場所でも、自立式のテントなら大丈夫です。

今では同じくらい軽くて、もしかしたらもっと使いやすいテントもあるかもしれませんが、すでに15年以上、バイク旅だけでなく、冬の北アルプスや海外の登山で使い倒しても故障という故障がなく、なお現役最前線であるアライテント「トレックライズ0」には圧倒的な信頼感があります。

けん
けん

ようするに、軽くて、簡単で、丈夫な、自立式のテントってことだね!

何年もかけて旅を続ける予定なら、初めからブランド物の良いテントを買うことをお勧めしますが、テントひとつにそれほど初期費用をかけられない人もいますよね。

近年のキャンプブームに乗って、最近ではそれなりに良いテントでも1万円以下で手に入ります。

1万円以下で買えるテントを旅人目線で5つにまで厳選してまとめたので、安くてもそれなりに良いテントが欲しい人はぜひ以下の記事で紹介しているテントから選んでください。

もう少し予算のある人は、2万円以下のテントのおすすめ記事もご覧ください。

寝袋

旅の寝袋においても【軽さや収納時の小ささ】は重要です!

私が愛用している寝袋は「モンベルのダウンハガーの#3」の頭の部分がない肩までのタイプでとても気に入っているのですが、すでに廃版となっているので、もし私が買い替えるときが来たら間違いなくこれを買うだろうなというものを載せておきます。

これから寝袋を買う人は、こちらのmont-bell「ドライシームレスダウンハガー900」シリーズがおすすめです。↓

モンベル | オンラインショップ | ドライ シームレス ダウンハガー900

この寝袋は現在私が使っている寝袋よりもさらに高品質なダウン(900FPが使われており、さらにダウンの弱点である水濡れに対応して、防水仕様してある点がとても素晴らしいです。

寝袋の最も大切な役割である就寝時の保温力において、【モンベルでいうなら#3(快適温度4℃、リミット温度ー1℃)】くらいのものが一年を通して一番使い勝手が良いです。

いやいや、そんなに寒い時期にキャンプするつもりはないよ!

けん
けん

真夏(7月、8月)の本州より南(標高低め)しか走らないと決めているのなら、どんなぺらぺらの寝袋でも良いです。なんなら寝袋なしでも良いかも。

真夏でも北海道や本州でも避暑地と呼ばれる標高の高い地域にも行くなら、【モンベルでいうなら#7(快適温度11℃、リミット温度7℃)】の寝袋が使いやすいと思います。

春先(GW以前)や紅葉時期くらいまでなら【モンベルでいうなら#5(快適温度9℃、リミット温度5℃)】が良いでしょう。

季節を問わずとなるとやはり#3かなあと、長年の経験では感じますね。

けん
けん

モンベルはボリューム展開が細かいので選びやすいですよね。

ストレッチ仕様もすごく快適だし、色んな寝袋がある中で一番コスパが良いと思います。

ちなみに、ダウンの寝袋と比べて安いからといって化繊の寝袋はおすすめしません!

私も最初は化繊の寝袋(モンベルのバロウバック)を使っていましたが、2年目に入る頃にはすっかりぺちゃんこになってしまい、重くて嵩張る割りにちっとも温かくない寝袋になってしまいました。

その点ダウンの寝袋は、もう10年以上使っていますが、しっかりと干せば何度でもふわふわに戻ります!

スリーピングマット

快適な眠りには、寝袋だけではなくスリーピングマットも絶対に必要です。

スリーピングマットは、単に地面の硬さを和らげるだけでなく、地面から伝わる冷気もシャットダウンしてくれます。

スリーピングマットには、大きく分けて以下の3種類があります。

  • エアーマット
  • クローズドセル
  • 銀マット

どれを選ぶかは好みによりますが、選ぶ際の参考として、それぞれの長所と短所を挙げておきます。

エアーマット

長所:小さくなる、一番寝心地が良い
短所:比較的高価、穴が開いたら修理が必要

テントの項目でも話したように、私は登山にも併用して使うので、足元はザックを敷いてマット代わりにするという、登山家ならばほぼ当たり前のやり方で寝るので、敢えて短いサイズを選びました。

普通に使う場合は、自分の身長をカバー出来る長さのマットを選ぶと良いです。

クローズドセルマット

長所:比較的安い、穴が開いても、破れても使える
短所:嵩張る:寝心地はエアーマットには到底及ばない

銀マット

長所:とにかく安い、穴が開いても破れても気にならない
短所:一番嵩張る、寝心地はまったく良くない

エアーマットを選ぶなら、私が使っているサーマレストはかなり丈夫で、保証もしっかりしていて、登山家の中では定番商品のつなのでおすすめです!

安いエアーマットを買ってすぐに壊れるぐらいなら、クローズドセルが良いと思います。

けん
けん

私が最初に買ったmont-bellのエアーマットはたった半年で壊れて、安物買いの銭失いを経験しました。泣
「銀マット=旅人らしい」という憧れもあって一時期使っていたけれど、銀マットでは疲れは取りきれません。

その他の厳選道具たち

ここから先は、上記3つほど重要ではないので、私が使っている商品とそれを選んだ上でポイントとなったところだけ簡潔に説明していきます。

ヘッドライト

サイズ、明るさ、照射時間、防水性能、がこれだけ揃って、同レベルの他社のよりも断然安いです。

こちらも登山者の定番商品でかなりおすすめです!

もっと安いものもありますが、安かろう悪かろうになり得るので、出来ればちゃんとしたメーカーのものがおすすめです。

ガスバーナー

これはなるべく荷物を小さくしたいとき、登山にも使いたいとき用です。

スーパーでも買えるカセットコンロで使えるタイプを持っていくときもあります。
ガス代が安く済むし、こちらの方が五徳が広いので、安定している点も良いです。

ウインドスクリーン

ウインドスクリーンがないと風で炎が散ってしまってなかなか加熱出来ないので、調理器具を持っていくならこれも絶対にあった方が良いです。

時間もガス代もかなり節約できます。

正直どれを選んでも大差ないと思うのですが、以下の3点を兼ね備えたものが使いやすいです。

  • 高さが20㎝以上(それより低いと炎の高さまで届きません)
  • パネル枚数は多め(よりぴったりと覆える)
  • ハードケースつき(ペグが尖っていて危険)

クッカー(コッヘル)

私が持っているのは外装がオレンジ色のものでアルミ素材ですが、すでに廃版となっており、今はチタンになってより軽量になったようです。

こちらのクッカーの良いところは、内側にセラミックコーティングがされていて、焦げ付きにくいところです。

コーティングのされていないクッカーは、チタン、アルミ、ステンレス、どの素材でも余程気を付けて調理しないとすぐに焦げ付きます。

最近ではパッキングのしやすさから「メスティン」を使用している旅人もそこそこ見かけます。
メスティン専用のレシピ本もあるので、旅のご飯作りの参考になりますね。

鍋掴み

たいていのクッカーには持ち手がついていますが、軽量化のためにだいたいすぐ壊れます。

持ち手自体が壊れなくても、シリコン部分がコンロの熱でぐにゃぐにゃに変形して使いづらくなります。

私はそんな使いづらい持ち手はとっくに外してしまい、代わりにこちらの鍋掴みを持っていきます。

加熱時は外しておけるので炎で熱くなることもないし、圧倒的に使いやすいです。

ファイヤースターター

擦って火花を出すための道具です。

基本的にはライターで火をつけますが、雨で濡れてつかない時のために、これも必ず持っていきます。

ライターが使えなくなったら、クッカーその他の調理器具はただの荷物でしかありませんよね。

ファイヤースターターがあれば、濡れていても何度か擦れば確実に火が付きます。

万能ナイフ

私はこれを愛用してますが、ヴィクトリノックスは色んなシリーズが揃っているので、自分が使いたいものが入っているものを選ぶと良いと思います。

よく分からないメーカーの安い製品はおススメしません。

ちなみに、私の大好きな映画「127時間」でも、中国製は駄目だ、みたいなことを言うシーンがあります。同感です。

水筒

水筒がないと、テントから水道まで何往復もするはめになります。

私は2L用プラティパスを2つ持って、合計4リットルを最初に運んでしまいます。

プラティパスなら使わない時はぺらぺらになので折りたためるし、寒いときに温かいお湯を入れて湯たんぽ代わりにもなります!

もっと口の広いやつも使いやすいのですが、実はこれ、万が一キャップをなくしても市販のペットボトルの蓋が大体ぴったり使えるんです!

ソーラーランタン

ヘッドライトだけで済ませることも出来ますが、こっちの方が明かりも柔らかくてリラックス出来るので、あるとすごく便利です。

このソーラーランタン、最初は登山者の間で人気爆発したんですよね。
あまり使い勝手が良すぎて、いまや登山者の5割以上が持ってるとかいないとか…。

ぺったんこになるしソーラー充電だから電池いらないし使い勝手最高です。

モバイルバッテリー

私が初めて旅に出た時は、ケータイを解約していったので必要ありませんでしたが、今では地図のためだけでなく、美味しいお店や目ぼしい観光地など、なんでもスマホで調べるのが当たり前になっていますよね。

旅の写真や動画もたくさん撮るし、長い旅に出ると避けて通れないのがスマホの充電問題。

私はモバイルバッテリーと言えば「Anker」の、20,100mAhのモノをかれこれ5年以上使っています。

これ一つあれば頻繁にスマホを使う人でも3~4日は十分に持つと思います。
飲食店や温泉に寄ったときに、こまめに充電させてもらいながら使えば、おそらく充電で困ることはないでしょう。

最近はバイクから電源を引っ張っている人が主流になりましたね。
私も2024年の夏の旅からついに導入して、スマホのバッテリー問題からは完全開放されました。

けん
けん

カブから電源を取るならキタコ一択。

取り付けの仕方を分かりやすくまとめました。

防水Bluetoothスピーカー

波の音や川のせせらぎも良いけれど、お気に入りの音楽を聴きたいときも必ず来ます。

虫よけ

自然が好きな癖に、蚊は大っ嫌いです。

要らないという人には要らないものですが、私には必須です。

ここからは、さらにどれを選んでも大差ないけれど、「こんな商品もあるよ」的な感じでチェックしていただけたら嬉しいです。

カトラリー

せっかくコーティングされているクッカーを使っても、金属のスプーンでガリガリ削ることはしないように。

調理に使うヘラやおたまなども同様です。

まな板

100均のペラペラのプラスチックのやつです。重いものは即却下。

洗剤のいらないスポンジ

洗剤の使えないキャンプ場もありますし、普段から出来る限り自然に優しくありたいものです。

調味料

油、塩、胡椒、醤油、味噌など最低限。

常温で腐るものは避けます。

顆粒タイプのダシは軽くて嵩張らないので、「和風・中華・コンソメ」と1種類ずつ持っておきます。

スーパーでもコンビニでも、調味料を使わずに作れるものがたくさん売っています。

せっかく旅をしているので、各地で旨い名物を食べまくるでしょうから、自炊は質素にしてバランスを取ります。

風呂セット

色んな状況で使うことになる石鹸は無添加一択!

私は温泉も大好きなので、シャンプーやトリートメントは温泉に行ったときに備え付けがあればそれを使いますが、それ以外の場所では無添加石鹸で済ませています。

コインランドリーを使うとき用に使いきりの洗剤を何個かは持ちますが、大抵は洋服も無添加石鹸で洗っちゃいます。

■こんな感じの折りたたみバケツがあれば、洗濯時にも、使った食器を洗うのにもすごく重宝します!

タオルは速乾タオルを2枚持っていきます。

1枚は風呂用で、もう1枚は食器を拭いたりテントを拭いたり、雑巾代わりですね。

こちらのタオルは本当に乾くのが早くて便利です!

洗濯ものを干すのに、5mmロープ×10メートルと洗濯ばさみ。

10メートルくらいあれば、木と木の間に干すにも十分な長さですし、何かを縛りたくなって切っても十分な長さが残ります。

今は簡単に長さが調節出来て、ハンガーなんかもかけやすい「洗濯紐」が安く売っているので、それでも良いと思います。

救急セット・その他身だしなみ系

最低限の救急セットは持っておきたいものです。

ハサミやピンセットなどは十徳ナイフにもあるので外して、私は代わりに風邪薬や正露丸のタブレットを入れています。

爪切り、耳かき、歯ブラシ等

あると何かと役立つ道具たち

  • ウェットティッシュ・トイレットペーパー
  • アイマスク・耳栓
  • 結束バンド・輪ゴム・ジップロック

要らないものたち

  • 椅子:いちいち出すのがめんどくさい。地べたの方が楽。
  • テーブル:荷物入れるボックスがテーブル代わりになる。
  • まくら:洋服が枕になる。

まとめ

今回は私がバイク旅で愛用しているキャンプ道具たちを紹介しました。

思ったよりも多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、どれもこれも本当に使いやすくて便利な道具たちです。

バイク旅の準備に迷った際はぜひ参考にしてみてください!

けん
けん

あれこれと考えながら準備するところから、旅の楽しみは始まっていますよね!
あなたにとって最高の日々のお手伝いが出来たら嬉しいです!

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