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【川原毛大湯滝】天然滝壺の秘湯体験記。

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全国に数多く存在する秘湯・野湯の中でも特に珍しい、秋田県湯沢市の滝壺温泉【川原毛大湯滝】をご紹介します。

20mものダイナミックな滝の滝壺がそのまま天然の露天風呂になっているところは、北海道知床の「カムイワッカ湯の滝」以外では入ったことがありません!

「カムイワッカ湯の滝」は、2005年に世界遺産に登録され、その後の観光客の激増、落石の影響などもあり、2006年からは立ち入り禁止で入浴出来る滝壺までは行けなくなってしまいました。

これほどダイナミックな湯の滝に入れるところは、今や【川原毛大湯滝】が日本で唯一となっています!

朗報!

カムイワッカ湯の滝も、2021年になんと15年ぶりに解禁しました!

2021年は3日間だけの試行事業、その後2022年は少し拡大して運営。
2023年は新たな施策として事前予約制(有料)で受け入れ態勢を整えているようです。

2024年のカムイワッカ湯の滝情報はこちら→「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」2024年シーズンのお知らせ | カムイワッカ湯の滝

けん
けん

河原毛大湯滝は、2024年も駐車場含め完全無料です。

最新情報はこちら→川原毛大湯滝 – 湯沢市ホームページ

川原毛大湯滝は日本三大霊地

【川原毛大湯滝】の源泉は、青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つである【川原毛地獄】から来ています。

周りに何もなく、ただぽつんとある秘湯も素敵ですが、ある程度の山道を辿ってようやくたどり着けるので、すぐ近くに一緒に観光できるスポットがあるのは嬉しいですよね。

河原毛地獄はこんなところです!

今回は温泉の紹介がメインなので、河原毛地獄の説明については湯沢市のホームぺージから引用させていただきます。

大同2年(807)に月窓和尚が開山したと伝えられており、灰白色の溶岩に覆われた山肌は火山活動の余勢をいまだに残しています。
標高は約800mで、車を降りると、草木が生えない灰色の山肌が突然現れ、いたるところから蒸気が吹きだし、鼻をつく強い硫黄臭があたりに漂っています。起伏のある斜面は荒涼とした不気味な光景を作りあげています。

引用:川原毛地獄・川原毛大湯滝 Kawarage Jigoku / Kawarage Oyutaki – 湯沢市ホームページ

河原毛大湯滝へのアクセス・駐車場

河原毛地獄、河原毛大湯滝へのアクセスは以下の2通りがあります。

  • 国道108号線、または国道398号線から県道310号線経由で【川原毛地獄駐車場】へ
  • 県道310号線からさらに県道51号線を経由して、三途川渓谷付近の脇道から【川原毛大湯滝駐車場】へ 

大湯滝にも入るならば、少し遠回りしても【河原毛大湯滝駐車場】に停めることをおすすめします!
※7月24日の大雨により現在(8月6日)もまだ通行止めになっているようです。詳細はこちら→川原毛大湯滝 – 湯沢市ホームページ

なぜなら、河原毛地獄駐車場に停めてしまうと、せっかく温泉に入った後に、また河原毛地獄の山道を30分以上も登り返さなくてはいけなくなるからです。

「河原毛地獄駐車場」「河原毛大湯駐車場」の間は車やバイクでは通り抜けが出来ません。

けん
けん

私は自転車担いで無理矢理通り抜けましたが、めちゃくちゃ大変でした。汗

この地図のポイントから狭い山道に入っていきます。入り口に小さな看板が立っているので間違えることは無いと思います。

川原毛大湯滝駐車場は、駐車台数約50台。トイレ有り。

滝壺の温泉までは、山道を15分ほど下ります。

「まだかな?結構遠いな」と思ったあたりで、滝の音が聞こえてきて、木々の隙間からも滝が見えるようになります。

川原毛温泉大湯滝の料金・営業時間

河原毛地獄、河原毛大湯滝ともに、駐車場代や入場料、入浴料などはなく、完全に無料です

24時間開放しているので、いつでも好きな時に好きなだけ満喫することが出来ます。

ただし、冬は積雪によって完全に通行止めとなります。閉鎖期間は通常、11月上旬~5月上旬。

入浴時期

湯沢市のホームページの情報によると、

Q3.川原毛大湯滝はシーズン中以外でも入浴できる?
A3.7月上旬から9月中旬以外ですと、湯の温度が入浴に適さないためお勧めしません。
 入浴適期であっても気温や降雨状況によっては湯の温度が低下するため、注意が必要です。

川原毛地獄・川原毛大湯滝 Kawarage Jigoku / Kawarage Oyutaki – 湯沢市ホームページ

と書いてありますが、10月でも心地よく入浴出来たという記事もあるので、タイミングが良ければ紅葉も一緒に楽しめるかもしれませんね。

けん
けん

私は7月28のシーズンど真ん中に入りましたが、熱すぎずぬるすぎず、ちょうど良い湯加減でした。

川原毛温泉大湯滝の脱衣所・入浴方法

川原毛温泉大湯滝は、シーズン中男女別の簡易脱衣所が設置されているので、そこで水着に着替えて入浴します。

ロッカーや貴重品入れなどはないので、防水バッグに入れて、目の届くところに置いておきましょう。

滝しぶきが激しいので、そのままおいて置くと、タオルも服もいつの間にかぐっしょりと濡れてしまいます。

防水バッグに入れていくと安心ですね。

けん
けん

周りの岩肌が結構鋭いので、裸足で歩き回ると痛いです。サンダル持参をおすすめします。

川原毛温泉大湯滝の感想

泉質はpH 1.4の強酸性。
有名な温泉地でいうと草津温泉のような泉質で、浸かると肌がぴりぴりとします。
滝しぶきがすごいので、目もしぱしぱと染みてきて痛いです。

滝壺は結構深く、場所によっては胸ぐらいあります。
もし小さなお子さんと行く際は、目を離さないように気をつけましょう。

温度は入る場所によって違いますがおそらく39~42℃ぐらい(2021年7月28日)
いつまでも入っていられるちょうど良い湯加減です。

滝壺から少し下がって、浅く流れが溜まっているところで寝そべって浸かるのもまた良し。

下の写真の矢印に沿って岩肌を攀じ登り、上の滝壺に浸かるとさらに自然と一体になった感じが味わえます。

※危険だと感じたら無理に登らないこと自己責任で。

アルカリ性のすべすべとろとろとした泉質が好みの私としては、泉質については他にもっと良い温泉はいくらでもあると思います。

しかし冒頭でも話しましたが、これほどダイナミックな温泉は、北海道のカムイワッカ湯の滝以外では入ったことがありません。

川原毛温泉大湯滝は、秘湯・野湯が好きなら、絶対に一度は入るべき温泉です!

けん
けん

自転車でのアクセスは大変でしたが、行って本当に良かったと思いました。

住所・電話番号・ホームページ

住所河原毛大湯駐車場
〒019-0404 秋田県湯沢市高松番沢番坊ケ沢
電話番号観光・ジオパーク推進課 観光物産班直通
0183-55-8180
ホームページ川原毛地獄・川原毛大湯滝

湯沢たび – 湯沢市ホームページ
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