【2023年】1万円以下のおすすめ旅テント5選に引き続き、今回は1万円以上2万円以下でおすすめ出来る旅テントを紹介します。
1万円以下でも半年程度の旅ならば十分快適に過ごせますが、もう少し予算に余裕があるのなら、断然、本記事で紹介するNaturehikeのテントをおすすめします!
「Naturehike」は2005年に中国で設立されたアウトドアブランドです。
中国製=粗悪品のイメージを覆し、何十年も歴史のあるアウトドアブランドと比較しても見劣りすることがありません。
多くのキャンプ場で色んな旅人たちのテントを拝見してきた私ですが、Naturehikeのテントは「このクオリティでこの値段!」と高コスパぶりに驚かされました。
最近では、そのクオリティの高さから山岳テントとして使う人も増えてきています。
おはようございます😆💕✨
— 【FB愛チャンネル】 19ビリビリネキ (@FB1961110775) August 2, 2020
登山テント泊用に購入したネイチャーハイクのテントも設営してみたりして…
昨日はまさかのテント4張り😱
腕が痛い😭 pic.twitter.com/KobzP8jHRE
今回のGWの山行は
— Linmoku(登山YouTuber) (@happylin15) May 8, 2022
全て雪中テント泊登山
そこで使用したテントは
Naturehike Tager1
事前テストで自信はあったけど
これでアルプスでも
ある程度は使える事が分かった
暴風雨や暴風雪の様な天気で
そもそも山行計画しないしね
コスパ最強だわ‼️https://t.co/8CiCX1r0yE#Naturehike #Tager1 pic.twitter.com/8hO9ANhXbt
私はもう20年以上、山岳テントの定番「アライテント」を愛用していますが、もし新しいテントを買う時がきたら、「Naturehike」のテントを買おうと密かに想いを募らせています。
1万円~2万円くらいの予算でテントを探している人は、Naturehike一択です!
本記事では特に「旅向きのテント」を基準に紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
テントの価格は、通販サイトによって全然違います。
本記事の「2万円以下」の条件はAmazonを基準にしています。(2023年1月)
楽天やヤフーショッピングの方がお得な場合もあるので、それぞれのサイトで価格をチェックしてから購入してください。
Naturehikeの定番モデル「Croud UP」
テントサイズ | 縦210×幅80×高さ100cm(前室60cm) |
収納サイズ | (約)φ13×41cm |
重量 | (約)1.6kg |
耐水圧 | 3,000mm又は4,000mm |
まず紹介するのは、Naturehikeテントの定番モデル「Croud UP」シリーズ。
同社の中でも特に人気が高く【軽さ、頑丈さ、設置の容易さ】すべてに満足出来るテントです。
山岳テントのビッグアグネス「フライクリーク」に激似のテント。
使用時の写真を並べてみると、思わず「これパ〇リやん!」と指さしてしまいそうな商品です。笑
Naturehike「Croud UP」
ビッグアグネス「フライクリーク」
どこの業界でも、人気のあるものが真似されるのは必然のようですね。
もちろん素材や細部のこだわりなんかは色々ありますが、ビッグアグネスの「フライクリーク」が5万円を超える価格であることを考えると、「Naturehike」のテントがいかに安いかがよく分かります。
もともと人気だった「Croud UP」ですが、以前のモデルからさらに改良が加えられ、自立式になったり、換気窓がついて通気性が良くなったりと、さらに使いやすくなりました。
さらにNaturehikeのテントはサイズ展開だけでなく、素材の違いでも好みが選べるようになっています。
オレンジ/グリーン | グレー/ライトグリーン/松葉色/ネイビー | |
フライシート | 210Tチェック柄ポリエステル 耐水圧3,000mm | 20Dシルナイロン 耐水圧4,000mm |
インナーシート | 高密度B3ナイロンガーゼ150D オックスフォード布(210T) | 高密度B3ナイロンガーゼ20D シルナイロン(20D) |
重量 | 1.86kg | 1.53kg |
色んな素材の生地がありますが、基本的には数字の値が低いほど薄く、軽くなります。
その分、基本的には耐久性が落ちます。
軽いに越したことはありませんが、私なら「オレンジ/グリーン」の耐久性の高い素材を選びます。
耐水圧が他のカラーに比べて1,000㎜低いですが、3,000㎜もある時点ですでに十分すぎるスペックです。
「Croud UP」シリーズは2人用になっても2kgを切る軽さなので、もう少し広さを求める人は2人用を買うと良いでしょう。
Croud UPの出入口が横タイプの「サイクリングテント」
テントサイズ | 縦205×幅95×高さ110cm(前室60cm) |
収納サイズ | (約)φ15cm×40cm |
本体重量 | (約)1.5kg |
耐水圧 | 3,000mm又は4,000mm |
2個目に紹介するのは、「Croud UP」シリーズとほぼ同じ作りで、出入り口が長辺側になった「サイクリングテント」です。
「サイクリングテント」はサイズ展開しておらず、一人用で横幅が95㎝の1種類のみになります。
出入口が横になったことで、前室は少し小さくなってしまいましたが、その分解放感がアップしたテントです。
「サイクリングテント」はスカート付きのフライシートが選べるのも特徴的です。
「サイクリングテント」も素材によって軽さや耐水圧が変わってくるので、自分の好みに合ったものを選べます。
ブルー | オレンジ/ネイビー/松葉色/カーキ | オレンジ+スカート | |
フライシート | 210Tチェック柄ポリエステル 耐水圧3,000mm | 20Dシルナイロン 耐水圧4,000mm | 20Dシルナイロン 耐水圧4,000mm |
インナーシート | 高密度B3ナイロンガーゼ150D オックスフォード布(210T) | 高密度B3ナイロンガーゼ20D シルナイロン(20D) | 高密度B3ナイロンガーゼ20D シルナイロン(20D) |
最小重量 | 1.47kg | 1.32kg | 1.39kg |
個人的な好みとして、出入り口は縦より横の方が使いやすいので、「Croud UP」よりも「サイクリングテント」の方が好きです。
前室ありのシングルウォールが斬新な「VIK」
テントサイズ | 縦210x幅85x高さ95cm(前室65cm・後室50cm) |
収納サイズ | (約)16φx46cm |
重量 | (約)1.3kg |
耐水圧 | 4,000mm |
3個目は、今回紹介するテントの中で最軽量の「VIK」。わずか1.3㎏しかありません。
こちらのテントはシングルウォールなのに前室と後室があるとても斬新なデザインとなっています。
1人用の後室は荷物置き専用ですが、2人用だと前室・後室どちらからも出入りが出来ます。
※1人用の後室の窓はとても小さく、荷物の出し入れしか出来ません。
通常のテントだと、インナーテントを張った上にフライシートをかぶせますが、こちらのテントなら一度で済みます。
耐水圧はしっかり4,000㎜もあるのが凄いところ。
下の画像をていただければ分かりますが、頂上のクロスされた短いポールにより、室内天井部が広くなっています。
横から見ると、「Croud UP」や「サイクリングテント」は室内が三角形になっているので上部の空間が狭いですが、「VIK」は台形になっているので天井が広いです。
テント内で座ると、広さの違いをより感じられるでしょう。
「VIK」もスカート付き仕様があるので、少し寒い時期でも使いたい人はこちらを選ぶと良いでしょう。
似たような仕様のテントで「Tagar」がありますが、「Tagar」は自立式ではないため、ペグの打てないところで設営できません。
テントサイズ | 縦210×幅90×高さ105cm(前室・後室55cmずつ) |
収納サイズ | (約)φ10cm×44cm |
本体重量 | (約)1.2kg |
耐水圧 | 4,000mm |
例えば道の駅の隅にちょこっと張りたいときなど、「Tagar」は使えません。
「Tagar」と「VIK」で迷ったら間違いなく「VIK」をおすすめします。
広い前室が魅力的な「Hiby3」
テントサイズ | 縦200x幅130~147x高さ120cm(前室110cm) |
収納サイズ | (約)19φx54cm |
重量 | (約)3.2kg |
耐水圧 | 4,000mm |
個人的な意見としては、重量が3kgを超えるテントは邪魔だし、設営もめんどくさくなるので嫌なのですが、やはり前室が広いテントは居住性が抜群です。
これだけ広い前室があれば、雨の日でも前室で料理が楽に出来ます。
こちらの「Hiby3」は前室の左右に出入口がついているのもポイントで、どちらを開けるかで人目を避けたり、風を遮ったり出来ます。
そもそもがソロテントとしての仕様ではないので、一人旅だと持て余す可能性もありますが、例えばお気に入りの場所を見つけたから1週間くらい滞在する、なんてときにはすごく快適そうです。
荷物が多く、ゆったりとした日程で進んでいきたい旅人におすすめできる
テントです。
本記事で一番おすすめのテント「Mongar」
テントサイズ | 縦210×幅135×105 cm |
収納サイズ | (約)15φ×50 |
重量 | (約)2.2㎏ |
耐水圧 | 4,000m以上 |
「Mongar」のフレーム構造をひと目見た瞬間に「これ、MSRのハバハバじゃん!」って思いました。笑
また並べて見比べてみましょう。
Naturehike「Mongar」
MSR「ハバハバシールド」
前後がY字になったフレームにインナーテントを吊り下げて、頂上部には短いポールがクロスされていて上部の空間を広く…うん、同じですね。笑
「Mongar」が総メッシュなのに対して、「ハバハバシールド」は随所にメッシュが使われているという違いはありますが…。
フライシートを被せたら、ブランドマークのプリント以外見分けがつきません。
Naturehike「Mongar」
MSR「ハバハバシールド」
さらにですよ!
この「Mongar」はオプションで前室拡張できるフライシートがあり、下の画像のように出来るのですが…。
それすらも、MSRのオプションと酷似!
Naturehike「Mongar」
MSR「ハバハバシールド」
え?これ本当に大丈夫?MSRさんに怒られない?笑
そんな「MSR」の商品に良く似た「Mongar」
前室の拡張は好みの問題としても、前後に出入口があるし、【軽さ、広さ、使い勝手の良さ】がこれだけ揃っていて2万円を切る価格は、本当に「買い」です!
私が今回紹介する中で一番おすすめのテントはこちらの「Mongar」です。
Naturehikeのテントの口コミ
Naturehikeのテントはコスパ最強ということで、SNS上でもよく話題に上っています。
今回の登山キャンプのサイトレイアウトです
— タクヤCamp@水星の無骨キャンパー🏕 (@takuya_camp) June 5, 2022
使用テントはネイチャーハイクのVIK1!総重量1.2kgでコンパクトな上に3分で設営できる手軽さがサイコーのテントです😊 pic.twitter.com/5M5if8LZWw
まじでこのネイチャーハイクのテントツーリングに最強!コスパ最高! pic.twitter.com/Guig7IAxp9
— 田渕 君幸(タブチン)@TRYCLE.ing (@tabuchinch) October 10, 2020
おはようございます!
— たいと🛴石垣島Shopifyの旅人 (@taito_smile) August 10, 2021
日本一周132日目!
今日は雨風が凄く、テントで引きこもってます⛺️
ネイチャーハイクのテントは意外と強く、まあまあ雨強いですが全然もってます!
雨の1日ですが、今日も楽しみましょ〜!#日本一周 #テント pic.twitter.com/qrPqMLHK1W
先日買ったネイチャーハイクのテントの試し張りに近所の八国山へシングルウォールのVIK1とクラウドアップ2のスノースカート付きなんだけど。
— 安室雪升 (@amuro_yukimasu) December 5, 2021
VIK1は初夏迄お蔵入りだな
クラウドアップ2は山梨あたりのキャンプ場レベルの気温ならシュラフ次第で真冬行けそう。
ネイチャーハイク、コスパ最強説マジだ pic.twitter.com/egGQmfUjlz
2万円以下のおすすめ旅テントまとめ
今回は、自身の旅経験を元にした1万円以上2万円以下で買える快適な旅テントを紹介しました。
本記事を書くにあたり、最近のテント事情を改めて調べ直したのですが、「Naturehike」のテント以上におすすめ出来るテントはありませんでした。
ちなみに「Naturehike」のテントは他にも色んな種類があるのですが、本記事で紹介していないテントは自立式じゃないので、旅用には向きません。
いろんな場所で張ること、ほぼ毎日移動することを考えると、本記事で紹介した自立式のテントから選ぶのが断然おすすめです。
普通のキャンプだったら、もっと重かったり設営がめんどうなものでも、例えばオシャレさを優先するのも全然ありですけどね。
旅の快適さを大きく左右するテント選びの参考になれば幸いです。
最後に、今回紹介したテントを一覧にしておきます。
もう一度チェックしたいテントをクリックしてね♪
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