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【第3回】「ものづくりサポート科」の訓練スケジュールと1日の流れについて

職業訓練
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職業訓練を始めて2週間が経ちました! 
少しずつ学生生活のペースにも慣れてきて、朝に洗濯して干してから通学出来る余裕が出てきたところです。

今回は私が受講している「CADものづくりサポート科」の訓練スケジュールと1日の流れについて書いてきたいと思います。

受講する学科や訓練校によっても、訓練スケジュールや1日の流れについては色々あると思うので、あくまでひとつの参考として捉えてください。

この記事で分かる内容
  • 期間中の訓練スケジュール
  • 休日・調整日・訓練内容について
  • 一日の流れ
  • 授業中・休憩時間・お昼などの様子

期間中の訓練スケジュール

私が受講している「CADものづくりサポート科」の期間中の訓練スケジュールはこちらです。

休日が多い?!

まず私が驚いたのは、意外に休日が多いことでした。

職業訓練を始めたら、土日祝日以外は全て通学するものだと思っていたので、かなり覚悟(?)を決めて挑んだのですが、ゴールデンウィークやお盆もしっかり休みだし、それ以外にもけっこう休みの日が多いです。

けん
けん

この休日を上手に使って、授業の復習や次の就職に向けての準備をしていきましょう!

もちろん、溜まった家事を片付けたり、家族や友人との時間を持つのも良いでしょう。

訓練期間中はただ授業を受けるだけでなく、あくまで次の就職に向けての期間だという意識を持っている必要がありますが、あまり根を詰めすぎて余裕が無くなるのも考えものです。

7時限目もある?!調整日って?

私が赤いペンで書き込みをした部分ですが、こちらは授業以外の就職に関する説明や、授業スケジュールの調整のためにある時間です。

基本的には毎日15:40で授業が終わり、帰宅となりますが、赤ペンで指定された日は帰宅が遅くなるので、託児所に子供を預けている方などは注意が必要です。

訓練内容について

が受講している「CADものづくりサポート科」では、13もの項目に分かれて授業が行われます。
それぞれの項目、時間数は以下の通りです。

  • 製図…60
  • 2次元CAD…102
  • 3次元CAD…108
  • 3Dプリンタ…54
  • IT基本…54
  • 工場管理の概要…18
  • 生産性分析と向上…18
  • 測定…18
  • 品質管理基本…18
  • 品質応用管理…18
  • 問題解決手法…18
  • NC旋盤…84
  • マシニングセンタ78

合計648時間

それぞれの項目で教えてくれる先生も変わるようです。

ちなみに、いま製図を教えてくれている先生は、20代後半から30代前半くらいの優しい先生です。
俳優で例えるならば、坂口健太郎似のイケメンです。

追記:授業で習った内容、得られる技術などを記事にまとめました。

「ものづくりサポート科」に興味のある人は、ぜひ一度目を通してみてください。

1日の流れ

基本的な時間割はこちらです。1時限あたり50分です。

時限開始時間終了時間
9:2510:15
10:2011:10
11:1512:05
昼休み12:0512:50
清掃12:5013:00
13:0013:50
13:5014:45
14:5015:40

通学してくる人たちの時間は結構バラバラで、電車の時間の関係で早い人だと30分以上前から来ている人も何人かいます。

たいていはケータイを見ながら時間を潰していますが、前日の課題の復習をしている人もいます。
私は大体9時頃学校に着いて、トイレに行ったり、軽くストレッチなどをしてから授業に向かいます。

けん
けん

1日中座っているから、腰や肩が痛くならないように気を付けています。

授業

私たちのクラスは定員が15名で、今回は14名の方が一緒に受講することになりました。

「女性におすすめ」と記載のあった学科だからかもしれませんが、男性が5名、女性が9名で、女性の方が多いです。

どんな人たちが受講しているのかは、もう少し交流してお互いのことが分かってきたら書こうと思っています。

授業は、毎日順番で回ってくる当番の号令から始まります。

「起立」「よろしくお願いします(よろしくお願いします)」「着席」

この一連の流れ、とても久しぶりで、私はなんだか懐かしい気持ちになりました。

自分の机。左側が自分が操作できるモニターで、右側は先生のパソコンのモニターと同じものが映ります。

今のところ、授業はずっと自分の席で受けています。おそらく3次元CADが終了するまではずっとここで授業を受けることになると思います。

黒板などは使わず、先生が同じテキストをみんなのパソコンの右モニターに映して、内容を説明していくスタイルで、私は重要なところはテキストに線を引いたり、直接書き込みをしています。

同じように直接書き込む人と、自分でノートを持ってきてまとめている人が半々くらいでしょうか。

高校までの授業のように、生徒が立ってテキストを読んだり、先生からの問いかけに手を挙げて答えたりということはありません
静かに進んでいくので、暖房の暖かさも相まって時々眠気が襲ってきます。

製図の中でも、例えば三面図や断面図といって細かく項目が分かれていて、その項目ごとにテキストの説明が終わった後、練習課題が配られて、各自で取り組みます。

テキストの説明はかなりゆっくり丁寧に進むので、「そんなに何度も同じことを言わなくても分かるんだけどなあ」なんて思うのですが、いざ課題に取り組むと、「あれ?どうするんだっけ?」と頭を捻ります。

けん
けん

答えと照らし合わせても何故そうなるのか分からないところは、その都度先生に確認しにいくよ。

休憩時間

授業の合間の休憩時間は午前中は10分、午後は5分です。

基本的な時間割は決まっていますが、授業の進み具合によっては、きりの良いところまでやってから休憩、または少し早めに休憩にして、次の時間はその分早く始めたりと、5分~10分程度の前後はあります。

休憩中はトイレに行って、外の景色を眺めたりしているとあっという間に終わります。

教室のある3階廊下からの景色。美しい北アルプスが見えます。

男性はだいたいケータイを見たりして時間を潰していますが、女性の方は早くも打ち解け始めていて、談笑している人も半分くらいいます。

お昼休憩

新型コロナの影響で、食事を出来る場所が教室の片側、三階の別の教室、一階の休憩所と、構内に3か所に設けられています。
それぞれレストランにあるような透明な卓上パーテーションで区切られています。

一階の休憩所には自動販売機や給湯器が備え付けてありますが、私はそのまま教室の片側のテーブルで食べています。

他の教室や休憩所では、他のクラスで受講中の訓練生に会うこともあります。

お昼休憩も、男性は大体一人で食べていますが、女性の半分くらいは談笑しながら食べています。

掃除

クラスを半分に割って、1日交替で掃除をします。

掃除範囲は教室、廊下、階段だけで、時間としては10分設けられていますが、だいたい5分前後で終わります。

掃除の無い日はそのまま12時までがお昼休憩になります。

放課後

6時限目が終わったらその後は自由ですが、17時まではそのまま残って復習をしたり、パソコンを使ってジョブカードを作ったり、求人情報を調べたりすることも出来ます。

私は今のところすぐに帰宅していますが、来月あたりからジョブカードを作るために少し残ろうと考えています。

先生も、誰かが残る場合にはそのまま残っていてくれるので、授業の内容でも就職に関することでも、何か質問があればゆっくりと話を聞けます。

まとめ

今回は私が受講している「CADものづくりサポート科」の訓練スケジュールと1日の流れ(時間割、授業の雰囲気)などについて書きました。

同じように転職を考えていて、職業訓練に興味のある方に、より具体的な内容をお届けして、ひとつの参考としてもらえたら幸いです。

けん
けん

これからも定期的に記事を書いてお伝えしていくので、楽しみにしていてください。

※本記事は筆者の職業訓練体験(2022年3月~9月まで)を元に書かれたものです。

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