去年から山菜採りにはまっていて、「今年はより多くの山菜を見つけて、美味しく食べるぞ!」と気合を入れて、ついに山菜採りの本を買いました。
今回はそんな山菜採り初心者にこそおすすめしたい、【使いやすい山菜採りの本3選】を紹介します。
私は山菜採り2年目でまだ初心者ですが、今年は本を買って山を歩いたので、こんなにたくさんの種類の山菜を採ることが出来ました。
山菜採りをしてみたいという人は、よほどベテランの方と一緒に歩いて教えてもらいながら採るのでなければ、絶対に本を持っていくべきです!
事前にネットなどで調べて分かった気になっていても、いざ山に入ったら似ている植物が非常に多いので、
と不安になってしまいます。
山だとケータイの電波が弱かったり入らなかったりして、その場で確認できなくなります。
去年は「これで合ってるのかな?」と確信が持てなくて、採るのを諦めてしまったことが多かったわ。
今回は私が実際に買った本以外にも、最後まで悩んだ2冊を加えてご紹介します。
山菜採りに興味のある方、使いやすい山菜採りの本を探している方はぜひ参考にしてみてください。
こんな本が使いやすい!山菜採りの本に求めるポイント
ネットの口コミをェックしたり、図書館や本屋でも何冊も見比べてようやく選んだ一冊は、実際に使ってみても、「本当にこの本を選んで良かった!」と思いました。
私が山菜採りの本を選ぶ際に注目したポイントは以下の6点です。
- 初心者でも見分けやすい、特徴が分かりやすい写真・説明文であること
- 調べたい山菜のページがすぐに見つかること
- 山でも使いやすいサイズであること
- 毒草の情報もきちんと載っていること
- 分布・時期・採り方・食べ方など一通りの情報が網羅されていること
- 食べたいと思う山菜が揃っていること
色んな本を見比べているうちに、どんどん評価が厳しくなっていってしまいました。笑
山菜採りの本おすすめ3選
山菜ガイドブック
私が選んだベストオブベストな山菜図鑑はこちらの本です。
初心者でも見分けやすい、特徴が分かりやすい写真・説明文であること
写真や説明文が分かりやすいのはもちろんですが、収穫時期だけじゃなく、育った後の花の写真なども載っているのがポイント高いです。
なぜなら、たとえその時は見つけられなくても、花の時期に「ここにもあったのか!」と場所を覚えておけるので、翌年以降の収穫の際に役立ちます。
見分ける際に重要になる葉のつき方や茎の出方がきちんと説明されているので分かりやすいわ。
調べたい山菜のページがすぐに見つかること
山、里、水辺、海辺など、生育場所ごとにページがまとまっているために、行く場所ごとに見たいページが集まっているのでとても見やすいです。
さらに本の最後にも「あいうえお順」の索引が載っているので、そこから探すことも出来ます。
山でも使いやすいサイズであること
この本は、縦18.5×横13×厚さ1.5㎝です。
山菜を見つけたら、すぐに本の写真と見比べたいので、持って歩いても邪魔にならないサイズでなくてはいけません。
最後まで悩んだ本の中にはポケットに入るサイズの本もありましたが、その分写真が小さく、情報も少なめだったので、初心者には向かないと考えてこちらを選びました。
これより大きくても小さくても使いづらい、まさにベストサイズ!
毒草の情報もきちんと載っていること
類似の毒草の写真や情報が同じページに載っているので、見比べやすいです。
さらに詳しい情報も、毒草だけをまとめた項目に載っているため、「たぶん大丈夫だろう…」ではなく、しっかりと見分けることが出来ます。
分布・時期・採り方・食べ方など一通りの情報が網羅されていること
山菜採りの本なので、どの本でも載っていて当たり前の情報ですが、特におすすめの食べ方として紹介されているものが、山菜の良さを引き出すようなシンプルなものが多かったので好感が持てました。
山の実・里の実の項目では、ジャムや果実酒・健康茶の作り方まで載っています。
初夏から秋までこれ一冊ですべてカバーできますね!
もうスーパーでお茶を買うことがなくなるかも?
食べたいと思う山菜が揃っていること
本書では、山菜だけでおよそ80種、さらに山の実やお茶などが45種程度載っています。
日本に自生している山菜は300種類以上あるそうですが、多くの種類を載せれば良いわけではなくて、きちんと食べて美味しい物を厳選して載せてくれているなと感じます。
人気のタラの芽やコシアブラはもちろん、今まではただの雑草としてしか見ていなかったけれど、食べてみたらとても美味しかった山菜もたくさんありました!
初心者でも使いやすい一番おすすめな山菜採りの本はこちら
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山菜ガイド
2冊目におすすめする本はこちらの山菜図鑑です。
先に紹介した山菜ガイドブックとほぼ同じ大きさで、同じように生育場所に分かれて書かれていたりと構成も似ています。
こちらの方がレビューも多かったので、最初はこちらを買おうかなとも考えていたのですが、載っている山菜の種類を見て考え直しました。
山菜ガイドブックが約80種に厳選しているのに対して、こちらの本はおよそ倍の160種もの山菜が紹介されています。
多ければそれだけたくさんの種類を知ることが出来ますが、私はまだ山菜採りの初心者。
あまり対象が多すぎると、かえって混乱してうまく探せないのではないかと考えました。
実際に山菜ガイドブックに載っている80種だけでも、かなり手一杯で、ある程度どれを採るか決めてからいかないと、結局どれもこれもよく分からなかったというオチになります。
すでにある程度山菜を知っている方なら良いですが、初心者のはじめの一冊としては、山菜ガイドブックの方がおすすめです。
新ヤマケイポケットガイド4 山菜・木の実
最後におすすめするのはこちらの本です。
ポケットに入るサイズというのが何より魅力的でしたが、Amazonの試し読みで見た感じでは、その分写真も小さく、情報も少なめでした。
また、すでに絶版?だからか、定価よりも大幅に高値でしか売られていないことも購入には至らなかった理由です。
山菜採りツアーのすすめ
今回は、初心者でも見分けやすい山菜を紹介してきましたが、それでもやはり初めての山菜採りでは「もし毒草と間違ったらどうしよう…」とか「そもそもどんなところに生えてるのか見当もつかない」なんて人もいると思います。
そんな人は、まず山菜採りツアーやイベント等に参加してみるのがおすすめです。
山菜採りのツアーでは、見分け方や採り方だけでなく、その場で調理して食べられるものツアーなどもあり、楽しみ方が広がります。
山菜採りツアーに参加すれば、誤った場所で収穫してしまい、通報される心配がないのも大きなメリットですね。
初心者でも使いやすい山菜図鑑まとめ
山菜採りなんて、田舎のお年寄りくらいしかやらないイメージがあるかもしれませんが、最近では若い人や子供連れの家族でも、ツアーに参加するなどして各地で楽しんでいます。
いざやってみると、一種のお宝探しのような楽しみがあり、見つけたら思わず笑顔が零れます。
もちろん、採る楽しみだけでなく、その後に食べる楽しみが待っているのが山菜採りの良いところ!
山菜採りやってみたいけど、どの本が使いやすいんだろう?と迷ったら、ぜひこの一冊を選んでみてください♪
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