私が実際に採って食べてみた中で、特に美味しかった山菜10選を紹介します。
山菜の中には、初心者では見分けるのが難しかったり、あく抜きなどの面倒な処理が多い山菜もたくさんあります。
今回紹介するのは、初心者でも見分けが簡単で、さらに面倒な下処理がほとんど必要なく食べやすい山菜のみに厳選しました。
山菜採りはまだ2年目ですが、今年はガイドブックを持って行ったこともあり、毎回大量に採ることができました。
山菜採りはお宝探しみたいで本当に楽しいです!
こんなに美味しいのに、全部無料!
食費の節約にもなってメリットばかりだわ。
山菜採り初心者に断然おすすめの山菜ガイドブックはこちら
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本記事でも山菜の写真を載せて見分け方のコツを紹介していますが、ケータイの電波が無い山の中で確認するためには、ガイドブックがないと確信が持てません。
うまく中古が見つかれば100円程度なので、これから山菜採りに挑戦するぞって人はぜひ一冊買って持って行ってください。
おすすめの山菜10位.三つ葉
スーパーでも普通に売られている山菜で、誰でも見慣れているはずなので、間違うことはまずありません。
丸みを帯びた三角形の葉が三枚広がっているのが特徴です。
お吸い物や茶碗蒸しなど用途は幅広く、生のまま使えるので山菜採り初心者におすすめです。
野生の三つ葉はスーパーに売っている物よりも少し固めですが、香りは断然こちらが上です。
おすすめの山菜9位.タラの芽
山菜の王様とも呼ばれていて、タラの芽が一番好きという人も多いと思いますが、私のランク付けでは9位に留まりました。
もしかしたらたくさん食べすぎて、美味しさに慣れてしまったのかも?
似ているなと思っても、木や枝に棘がなければ、それは絶対にタラの芽ではありません。
とてもよく似ている山菜で、同じように刺々した木肌を持つ「ハリギリ」がありますが、こちらもタラの芽と同様に美味しく食べられるので心配ありません。
タラの芽は、何といっても天ぷらが最高ですね!
おすすめの山菜8位.ふきのとう
ふきのとうは、おそらくもっとも身近な山菜のひとつだと思います。
都会でも春の訪れとともに、道路脇や空き地などでころんと丸くて可愛い蕾をよく見かけますよね。
ふきのとうは、ころんと丸まった蕾の根本を、はさみやナイフで切り採るか、手で捻るようにして採ります。
まだ小さな蕾の状態や、開きかけの状態が一番美味しいです。
完全に開ききってしまったものは、エグみが強くなりすぎてしまうので、あまりおすすめ出来ません。
山菜の中でもいち早く芽吹くので、ふきのとうを見かけると、今年も山菜シーズンが始まったなと感じます。
ふきのとうは見分けがとても簡単な山菜ですが、間違える可能性のあるものとしては、「ハシリドコロ」と「フクジュソウ」の2つが挙げられます。
中を覗くと、黄色い花弁が見られます。
ふきのとうを採る際に気を付けることは、あまり下まで土を掘って、地下茎まで一緒に切り採らないことです。
ふきのとうの茎には毒があるので、ころんとした丸みのすぐ下で切り採るのが良いです。
おすすめの山菜7位.カラスノエンドウ
こちらも都会でも道端によく咲いている花なので、とても身近な山菜です。
山菜採りを始めるまで、まさかピーピー豆が食べられるものだとは思っていませんでした。
しかし、その名前からも分かるように、調理すると濃い豆の味が際立ち、とても美味しいのです。
特に油との相性が良いので、天ぷらや炒め物にして、ビールのつまみに最高です!
おすすめの山菜6位.クレソン
別名オランダガラシとも呼ばれている山菜で、ピリッとした辛味が特徴の山菜です。
山で水が流れているところを発見したら、どっちか生えてないかなーと覗く癖がつきました。笑
クレソンは生でサラダにしたり、ローストビーフの付け合わせ等がとても美味しいです。
おすすめの山菜5位.ワサビ
生息場所の条件が厳しいので、なかなか見つけることが出来ないかもしれませんが、一度見つけてしまえば素人でも見間違えることはまずありません。
あまり大きくなると繊維が固くなるので、茎の細い柔らかいものを選ぶと良いわ。
おひたしや醤油漬けが美味しく、さっと茹でた後、袋に入れて強く振ることで、わさび特有のツーンとくる辛味が増して美味しくなります。
おすすめの山菜4位.ウド
栽培された白くて柔らかいウドがスーパーにも並んでいますが、野生のウドは香りの強さが桁違いです!
葉は天ぷらに、茎は生で味噌をつけて、皮はきんぴらと、ウドは色んな調理法で楽しめる素晴らしい山菜です。
ウドは1本見つけるだけで、家庭で食べるには十分な量になるのでお得感があります。
おすすめの山菜3位.コシアブラ
タラの芽を山菜の王様と呼ぶのに対して、コシアブラは山菜の女王と呼ばれているそうです。
見分け方としては、白っぽくてつるりとした木肌がまずひとつ。
もうひとつは、芽の形と色です。
遠目に見るとヤマウルシの木も似たような木肌と形状で間違えやすいですが、近寄ってよく確認すると芽の形が全然違うのが分かります。
コシアブラは天ぷらもすごく美味しいし、炒めて混ぜご飯にするのが大好きです。
おすすめの山菜2位.行者にんにく
別名アイヌネギとも呼ばれていて、ニラとニンニクを足したような強烈な香りが癖になる山菜です。
葉にはあまり特徴がないですが、試しに少し齧ってみると、決して間違えようのない強いニンニク臭が口中に広がります。
寒さには強いけれど、暑さに弱いので、北海道では割と平地でも見かけますが、本州では標高の高いところにしか生えないようです。
成長がとても遅いので、根元から一気に刈るような採り方はしないで、必ず葉を2枚以上は残すようにしましょう。
ニラやニンニクが好きな人ならたまらない山菜です。
おすすめの山菜1位.シャク
私が選ぶ【美味しい山菜第1位】は、シャクです!
「え?なにそれ?聞いたことないけど…」なんて声が聞こえてきそうですが。笑
私も、たぶん今までもよく見かけてはいたと思いますが、【山菜ガイドブック】を買って調べるまでは、全く気にしたことのない山菜でした。
日陰の土手や、林の中などに群生していて、大きくなると白い花が一面に咲き乱れる美しい山菜です。
葉の形が人参の葉に似ていることから、ヤマニンジンとも呼ばれています。
シャクはセリと三つ葉を合わせたような清々しい良い香りがします。
さらに、下の写真のように、はかまになった部分に白い産毛が生えていることでも見分けられます。
香りと歯触りがとても良いシャクは、さっと茹でてお浸しにするのが最高に美味しいです!
あとはうどんや鍋の具に入れてもとても美味しく食べられます。
シャク自体の美味しさもありますが、タラの芽やウドと違い、「山菜としてあまり知られていないのに、こんなに美味しい山菜がすぐそばにあったなんて!」という驚きもあり、第1位に選ばせてもらいました。
山菜採りツアーのすすめ
本記事では、初心者でも見分けやすい山菜を紹介してきましたが、それでもやはり初めての山菜採りでは「もし毒草と間違ったらどうしよう…」とか「そもそもどんなところに生えてるのか見当もつかない」なんて人もいると思います。
そんな人は、まず山菜採りツアーやイベント等に参加してみるのがおすすめです。
山菜採りのツアーでは、見分け方や採り方だけでなく、その場で調理して食べられるツアーなどもあり、楽しみ方が広がります。
山菜採りツアーに参加すれば、誤った場所で収穫してしまって通報される、なんて心配がないのも大きなメリットですね。
まとめ
初心者でも見分けが簡単で、さらに面倒な下処理がほとんど必要なく食べやすい山菜を集めてランキングにしました。
私もまだ全部で30種くらいしか見分けることが出来ませんが、日本中で食べられている山菜は300種以上もあると言われています。
山菜が好きな人は、ぜひ運動不足解消がてら、自分で採る楽しみも始めてみませんか?
楽しくて、美味しくて、運動不足解消や食費節約にもなる、一石四鳥な山菜採りの魅力があなたにも伝われば幸いです。
私が使っている【山菜ガイドブック】は本当に使いやすく、この本のおかげで、まだ2年目ながら、毎回山ほどの山菜を採ることが出来ています。
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