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【2023年】上高地の開山祭に行ってきました。

上高地
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2023年、4月27日。
上高地の開山祭に行ってきました。

登山が趣味なので、今まで北アルプス登山の際には何度も通ってきた上高地ですが、上高地だけを目的に向かうのは今回が初めてでした。

今回は新島々駅から「ナショナルパークライナー」に乗り、上高地エリアの一番手前「大正池」のバス停で降りて、1時間程歩いて河童橋に向かいました。

東京・松本方面から上高地に向かう際には、マイカー規制のシャトルバス乗り換えで混み合う「さわんど地区」に近寄らず、「ナショナルパークライナー」を使うのがおすすめです。

<こちらの記事>で混雑を避ける方法を詳しく紹介しています。

大正池から田代橋

「大正池」は、上高地エリアの一番手前のバス停です。
焼岳がどーんと目の前に見えて、風がなければ水面に映る景色も相まってとても綺麗なところです。

往復のバスチケットを持っていると、往路で「大正池」や「帝国ホテル前」で途中下車しても、また乗車して「上高地バスターミナル」に向かえます。

復路は「上高地バスターミナル」でバスの座席がほとんど埋まってしまうので、上高地の手前側を散策するなら往路に「大正池」で下車するのがおすすめです。

大正池だけ見てまたバスに乗っても良いし、帝国ホテル前(田代橋付近)まで歩いてバスに乗っても良い。

終点の「上高地バスターミナル」や、終点から歩いて5分ほどの「河童橋」までも一時間程度なので、時間がある人は「大正池」から歩いて向かうのもおすすめです。

道はほぼ平坦なので、登山靴は必要ありません。
スニーカーで問題なく歩けます。

田代橋からかっぱ橋

田代橋は、大正池とかっぱ橋のちょうど中間あたりで、最寄りバス停は「帝国ホテル前」です。

田代橋からは、上高地を流れる梓川の左右両方に遊歩道が伸びていて、どちらでも好きな方を選んで歩けます。

今回は、大正池方面から来て左手側、田代橋を渡ってから河童橋方面に向かいました。

梓川を挟んで反対側に、霞沢岳と六百山が綺麗に見えます。

右側(バスターミナル側)の道沿いは唐松の並木道になっており、秋には黄色く色づく様子も楽しめそうです。

河童橋

河童橋は、シャトルバス終点の「上高地バスターミナル」から徒歩5分ほどです。

今回は「大正池」のバス停からのんびり歩いて来たので1時間ちょっとかかりました。

河童橋は、上高地と言ったらこの景色、というくらい至る所で目にする有名な場所です。

河童橋という名前の由来には諸説あり、

・昔ここに、河童が住みそうな深い淵があったため。

・まだ橋のなかった時代、衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたから。

などがある。

1927年、芥川龍之介が小説『河童』の中で河童橋を登場させたことでより知られるようになった。

引用元:河童橋 – Wikipedia

かっぱ橋周辺にはホテルだけでなくカフェや売店もいくつかあり、ベンチに座ってソフトクリームやアップルパイ、信州名物のおやきを食べている人が見られます。

それぞれ思い思いのポージングで記念写真を撮る人たちを眺めながら、私も持参したおにぎりとスープを食べました。

上高地の開山祭

ここ3年間は、新型コロナや土砂災害の影響で中止や規模の縮小していた開山祭ですが、2023年は天気にも恵まれ、たくさんの観光客が集まってきていました。

私も開山祭を目的にやってきたので、早めに河童橋の石段に座って開会を待ちました。

10:50 ___壮大な北アルプスをバックに、アルプホルンの音色が響き渡る様は、とても清々しく、また身の引き締まる思いもありました。

私は以前、山小屋のスタッフとして何度か働いたことがあり、登山がただ楽しいだけでなく、時にはとても悲惨な事故に繋がることをいくつもの体験から知っています。

これからの登山シーズン。今年はコロナで自粛していた登山者も戻り、インバウンド需要もあり、きっとたいへんな賑わいとなることでしょう。

みんなが少しでも怪我や事故が無く、楽しい登山が出来れば良いなあと、そんなことを考えた開山祭でした。

2023年上高地開山祭の様子は、上高地公式Youtubeでのライブ配信がアーカイブとなっているので、そちらをご覧ください。

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