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【2024最新】上高地さわんど駐車場の利用方法を徹底解説!

上高地
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上高地は【マイカー規制】があるため、基本的にバスかタクシーでしか入れません。
※自転車・徒歩はOK。バイクは不可

東京・松本方面から上高地へマイカー・レンタカーで観光する際には、「さわんど駐車場」に車を停めてシャトルバス・タクシーに乗り換える必要があります。

マイカーで向かうと、上高地入り口にある釜トンネル手前で係員に止められ、そのまま高山方面へ進むように指示されます。(道が狭く常に混雑しているので、Uターンは不可)

本記事では、上高地とさわんど地区でバス案内スタッフとして勤務経験のある筆者が、「さわんど駐車場」でシャトルバスに乗り換える際のおすすめの利用方法を徹底解説いたします。

初めての上高地でも、この記事を読めばさわんど駐車場で戸惑うことは一切ありません。

この記事で分かること
  • さわんど駐車場の場所・駐車可能台数
  • 駐車料金
  • 営業期間・営業時間・利用方法
  • さわんど駐車場のおすすめ利用方法

※名古屋・高山方面からマイカー・レンタカーで向かう人は、平湯温泉のあかんだな駐車場を利用することになります。

あかんだな駐車場の利用方法はこちら↓

さわんど駐車場の場所・駐車可能台数

松本方面から上高地に向かうと、乗鞍方面への分岐トンネルを過ぎてすぐの集落から、約2kmに渡って多くの駐車場が道路の左右に見られるようになります。

下の地図のエリアが「さわんど地区」で、ここが上高地へのシャトルバスへの乗り換え場所になります。

茶嵐(ちゃあらし)駐車場を過ぎてしまうと、その先は有料区間を抜けて平湯地区に出るまで、上高地のバスへ乗り換えるための駐車場は無いので、必ずこの「さわんど地区」で駐車してください。

松本方面から来くると、以下の順で駐車場が見えてきます。
入りやすいのは左側の駐車場です。
バス停に近い駐車場は太字にしてあります。

左右駐車場名最寄りバス停駐車台数
左側さわんど大橋(梓湖畔の湯)さわんど大橋50台
右側しもまき第2(食堂)さわんど大橋20台
左側しもまき第1さわんど大橋30台
左側ひぐち(食堂)さわんど大橋30台
左側梓第1さわんど大橋200台
左側市営第1駐車場(いっぷく平)
※一般開放なし
さわんど大橋150台
右側梓第2さわんど大橋100台
右側市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)さわんどバスターミナル410台
左側つつき駐車場さわんどバスターミナル100台
右側市営第2駐車場(足湯公園)さわんどバスターミナル550台
右側温泉山小屋ともしび(ゲストハウス)さわんどバスターミナル28台
左側市営第4駐車場(岩見平)岩見平140台
左側沢渡ドライブイン茶嵐茶嵐80台
※市営第1駐車場(いっぷく平)は、他の民間・市営駐車場がすべて満車となった場合にのみ、一般開放されます。

「さわんど地区」には、市営・民間合わせて約2,000台の駐車スペースがありますが、それでも繁忙期のGW・夏休み・シルバーウィーク・紅葉時期はたいへん混雑し、満車になることもあります。

さわんど駐車場の駐車料金

さわんど地区の駐車料金は、「市営」「民間」問わず、普通車1日700円で統一されています。
※キャンピングカーは民間駐車場のみ。

バイクは1日350円※民間駐車場のみ

観光地の駐車場によくある、「もう少し先に進んだら安い駐車場あった!泣」という展開は、さわんど地区にはありません。

特に繁忙期(GW・夏休み・シルバーウィーク・紅葉時期)は、どこの駐車場もたいへん混雑するため、停められる駐車場を見つけたらすかさず停めてしまうことをおすすめします。

最悪なのが、どこにも駐車できずに茶嵐(ちゃあらし)を過ぎてしまうことです。

道幅の狭い片側一車線の山岳道路なので、繁忙期にはすぐに渋滞します。
何キロも車が途切れないので、Uターンもままならずどこまでも進み続けるしかなくなってしまいます。

さわんど駐車場の営業期間・営業時間・利用方法

市営駐車場

市営第1駐車場(いっぷく平)は、基本的に一般開放はしないので、それ以外の市営駐車場の営業期間、営業時間について記載します。

  • 市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)
  • 市営第2駐車場(足湯公園)
  • 市営第4駐車場(岩見平)

2024年の市営駐車場の営業期間は4/17〜11/15(閉山祭)

営業時間は24時間。深夜0時をまたぐと駐車料金が2日分になります。

市営駐車場は自動ゲートになっており、料金は後払いです。
24時間いつでも入出庫できるので、例えば「夜中のうちにさわんど駐車場まで来て車中泊、翌朝一番のシャトルバスで上高地に向かいたい」なんて人には市営駐車場がおすすめです。

さわんどに着くのが深夜0時近くになりそうなときは、どこかで少し時間を潰して、0時以降に入車すれば700円で済むのでお得です。

バイクキャンピングカーは市営駐車場には停められません。

民間の駐車場

民間の駐車場の営業開始は、駐車場ごとにまちまちですが、4/27(開山祭)からはすべての駐車場がオープン予定です。

最終日は今のところ11/15(閉山祭)予定となっています。

民間の駐車場はスタッフが管理していて、シャトルバスの運行時刻に合わせて午前5時頃オープン、最終シャトル到着後、午後5時半頃クローズします。

スタッフに料金を先払いするスタイルで、基本的にシャトルバス運行時間帯以外は入り口が閉まっていますが、もし開いていて無断で駐車した場合は帰りに支払うことになります。

バイク、キャンピングカーは民間の駐車場にしか停められないので、どうしても夜中に到着したい人は予め電話で問い合わせておくと良いでしょう。

さわんど駐車場のおすすめ利用方法

混雑時

すでに何度かお伝えしていますが、繁忙期にはどこの駐車場もたいへん混雑するので、さわんど地区に入って停められる駐車場が見つかったら、そこで停めてしまうのが一番おすすめです。

さわんど地区に入ると、すぐにさわんど名物(?)手招きおじさん・あばさんが目に入るはずなので、そこで停めれば、「さわんど大橋」バス停から上高地行きのバスに乗れます。

選べる余裕があるなら、「ひぐち(食堂)」30台「梓第1」200台「梓第2」100台に駐車できれば、「さわんど大橋」バス停までの距離も短いです。

「さわんど大橋」バス停は、上高地から帰ってくるときに終点のバス停になるので、疲れて眠ってしまっても降り損じることがないのも利点です。

料金を前払いで済ませているので、市営駐車場のように出庫時の清算機渋滞に巻き込まれる心配もありません。

雨天時

雨天時は、屋根が広い市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)410台がおすすめです。

大きな駐車場なのでトイレの数も多く、インフォメーションセンターや土産物屋さんもあります。

併設している「さわんどバスターミナル」は、上高地へ行くときに始発のバス停になるので、順番待ちの前の方に並べれば、好きな席に座れるのも利点です。

上高地へ向かうバスは、左側の席に座ると綺麗な景色が見やすいです。

車中泊

  • 市営駐車場は、バイク、キャンピングカーは駐車できません。
  • 駐車場でのキャンプ行為(テント・タープ・テーブル・チェア等の使用、車外でのランタン等の使用、車内外での炊事や調理等)は禁止されています。
    コンビニ等で買ってきたパンやおにぎりを食べる程度に留めましょう。

車中泊する場合も、翌朝始発に乗りやすい市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)410台が一番おすすめですが、市営第2駐車場(足湯公園)550台では無料の足湯と、300円の半露天風呂(ライダーハウス山小屋ともしび)が24時間使えるのでおすすめです。

長時間ドライブして疲れたままの車中泊よりも、足湯や温泉でリフレッシュすれば、ぐっすり眠れて翌日に備えられます。

翌日上高地から帰ってきた後も、軽く足湯や温泉で疲れを取ってから帰ると良いでしょう。

市営第2駐車場(足湯公園)550台「フリーWifiが使える」点でも車中泊におすすめです。

ただし、市営第2駐車場(足湯公園)550台バス停まではすこし遠くなるのが難点です。遠いと言っても徒歩5分ほどですが。

1時間以内の利用

市営駐車場は、1時間以内の利用なら無料で出庫できます。

行きは選べる余裕がなくて他の駐車場に停めた人も、帰りにちょっと無料の足湯や温泉に寄ったり土産物を買うことが出来ます。

  • 足湯(温泉:ともしび300円)・・・市営第2駐車場(足湯公園)550台
  • 土産・インフォメーション・・・市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)410台
  • お土産(グレンパークさわんど)・・・市営第4駐車場(岩見平)140台

市営駐車場の注意点

  • 市営駐車場の自動ゲート精算機は、2千円札、5千円札、1万円札が使えません。
    かならず千円札か500円玉(新500円玉不可)、100円玉を必要分用意しておきましょう。エリア内に両替機、ATMはありません。
    市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)410台では、ターミナル売店で両替してくれます。(8時~17時)
  • 市営駐車場は、バイク、キャンピングカーは駐車できません。
  • 駐車場でのキャンプ行為(テント・タープ・テーブル・チェア等の使用、車外でのランタン等の使用、車内外での炊事や調理等)は禁止されています。
    コンビニ等で買ってきたパンやおにぎりを食べる程度に留めましょう。

EVスタンドはあるの?

電気自動車に乗っている人にとっては重要なEVスタンドについても、何度か聞かれたことがあるのでまとめておきます。

「さわんど地区」でEVスタンドがあるのは市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)だけで、3台分のスペースがあります。

EVスタンドの場所は、ゲートをぬけて駐車場に入ったら、すぐ左に曲がって左奥です。


次に近いのが、さわんどから11.5㎞松本側にある「風穴の里」道の駅です。
1台分だけですが、24時間利用可能なEVスタンドがあります。


上高地周辺のEVスタンドは松本側はそれだけで、あとは「あかんだな駐車場」のある平湯エリアです。
平湯エリアには何故かたくさんのEVスタンドがあります。

上高地さわんど駐車場おすすめ利用方法まとめ

  • 上高地は【マイカー規制】があるため、基本的にバスかタクシーでしか入れない。
  • 自転車・徒歩はOK。バイクは不可。
  • 東京・松本方面からは「さわんど地区」でシャトルバスに乗り換える必要がある。
  • 料金は市営・民間問わず、すべて1日700円。バイクは350円。
  • バイク、キャンピングカーは民間の駐車場のみ。市営は駐車不可。
  • 市営は24時間入出庫自由。民間は基本シャトル運行時間のみ。
  • 繁忙期は停められるところが見つかったらすぐに停めるのが無難。
  • 選べる余裕があるなら、以下のポイントを参考に。

バス停に近い・・・ひぐち(食堂)、梓第1・2、市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)、市営第4駐車場(岩見平)、沢渡ドライブイン茶嵐

屋根が広くて雨天時に強い・・・市営第3駐車場(沢渡ナショナルパークゲート)

無料足湯(温泉:ともしび300円)、フリーWifiがある・・・市営第2駐車場(足湯公園)

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