2017年に自転車でアイスランドを一周したときの話をしたいと思います。
自転車でなんて絶対無理…という人にも、雄大なアイスランドの魅力が伝わり、いつかレンタカーやツアーで行ってみたい!と思っていただけたら嬉しいです。
今回は第1回目として、まず「アイスランドってどんな国なの?魅力は何?」という話から。
3分程度の短い動画も作ったので、観てもらえたら嬉しいです!
アイスランドってどんな国?魅力は?
とにかく広い
アイスランドの面積はおよそ103,000Km²で、北海道と四国を合わせたくらいの大きさです。
そう聞くと「あれ?意外と大したことないのかな?」と感じるかも知れませんが、実際に行ってみると、ものすごく広く感じます!
何故かというと、アイスランドの人口は約34.8万人なのですが、それは北海道の人口約519万人と比べると15分の1程しかありません。
北海道より広い土地に、北海道の15分の1程しか人が住んでいなくて、しかもその大部分は首都のレイキャビックや沿岸部のいくつかの町に集中しているため、あとはとにかくだだっ広い大自然が広がっているのです。
私はリングロードと呼ばれている、アイスランドをぐるっと一周している国道1号線(通称リングロード)をメインに旅しましたが、それだけでも「とにかく広ーーーい!」と感じました。
もしほとんど無人のエリアである内陸部まで足を延ばしていたらどうなってしまっていたのでしょう…。
滝が多い
アイスランドは地形や気候の影響で滝が出来やすいそうで、見ごたえ抜群な滝がいくつもあります。
あまりにも滝が多いので、名前をつけられておらず、単に【フォス(滝)】としか呼ばれていない滝も無数にあります。
有名どころで私も特に気に入った滝は以下の4つです。
これらの滝は他の旅行者たちの口コミでもかなり高評価なので、アイスランドまで行ったならぜひ訪れてもらいたいです!
どこにでも羊がいる
アイスランドは農作物を育てるには厳しい気候のため、羊を中心とした酪農が中心です。
一応柵などで「ここから中が牧場だよ~」的な感じで区切られているところもあるのですが、ほとんどの羊はそんなことはお構いなしに、どこでも自由に歩き回っている様子です。
道路脇、山の上、滝の横…どこもかしこも羊だらけです!笑
のんびり草をはむ羊さん達を見ているととても癒されますよ。
物価はかなり高め
ヨーロッパはだいたいどこも物価は高めなのですが、アイスランドは特に高く感じました。
マクドナルドのセット(しかも肉なし!)みたいなものが、だいたい2,500円くらいします。
肉が入るとほぼ確実に3,000円以上します。
感覚的にはだいたい日本の4~5倍くらいの物価でしょうか。
アイスランドには約1ヶ月間滞在しましたが、レストランのようなところで外食したのは、全部で2回だけ。後は全て自炊で乗り切ったと記憶しています。
自転車で体力を使うので、完全に質より量を取ってました。
下の写真の豚さんマークのスーパーがアイスランドでは一番安いのですが、首都のレイキャビク周辺と第二の都市アークレイリにしか店舗がありません。
アイスランドでの食費を抑えるためにとても役立つキャンプ場が2ヶ所あります。
下の記事の中で詳しく紹介しているので、これからアイスランドへ向かう人はぜひチェックしていってください。
世界最大の露天風呂
アイスランドには、世界最大の露天風呂【ブルーラグーン】があります。
温泉好きの私は、日本旅でも各地で温泉三昧していましたが、その後海外にも出るようになり、いつかこんな凄い温泉に入ってみたいなあとずっと思っていたので、本当に入ることが出来てとても嬉しかったです。
Wikipediaによると、面積は約5,000平方メートル(競泳用50メートルプール4個分)だそうで、実際に入ってみると温泉というより、たしかにでっかいプール。…いや、湖の中にいるような感覚でした。
シリカを含んだ肌に良いらしい泥がお風呂の底に大量に溜まっているし、何度でも自由に使える泥が置いてある場所もあるので、全身に泥を塗りたくって遊びました。
また、アイスランドの北部には、第2のブルーラグーンともいうべき【ミーバトンネイチャーバス】もあり、そちらもすごく良かったです!
それぞれの公式ホームページへのリンクはコチラです
↓↓↓↓↓↓↓
Welcome To Blue Lagoon Iceland Resort & Spa | Blue Lagoon Iceland
私が旅をした当時の2017年では、ブルーラグーンに入るには事前にオンラインでチケットを買っておく必要がありました。ミーバトンは必要なし。
現在の状況はそれぞれのホームページで確認してください。
ちなみに、アイスランドは火山活動が活発で、その地熱エネルギーを使って水を温めているので、蛇口から出るお湯は基本的にすべて温泉なのです!
キャンプ場で浴びるシャワーも、どこもほんのり硫黄の香りのする温泉でした。
贅沢すぎる~。
まとめ
今回は第1回目として、まず「アイスランドってどんな国なの?魅力は何?」という話をざっくりとさせていただきました。
もちろん、まだまだたくさんお伝えしたいことはありますが、次回以降はアイスランドを一周する上で役に立つ情報【実際にかかった費用】【キャンプ場情報】【お風呂情報】などに的を絞って書いていきたいと思います。
サイクリストなら一度は走ってみたいアイスランド!
気軽に行けるような場所ではないからこそ、しっかりと準備をして万全の状態で臨んで欲しいなと思います。
アイスランド一周自転車旅2017の動画
3分程度の短い動画ですが、雄大な自然、のどかな雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです!
コメント