今回は私が登山やランニングの際に実践している、簡単でほどけない靴紐の結び方を紹介します。
いつもの蝶々結びにたった1秒の工夫を加えるだけで、誰でも簡単にほどけない靴紐の結び方が出来ます!
私がこの靴紐の結び方を始めてから5年以上経ちますが、自然に靴紐がほどけたことは一度もありません!
靴紐は思わぬ事故の元
歩いている最中に靴紐がほどけるとすごくストレスを感じますよね。
特に急いでいる時や、雨が降っているときなどに靴紐がほどけると「あー!まただ!この前しっかりと結んだばっかりなのに!」と思わず悪態をついてしまいます。
ストレスに感じる程度ならマシですが、ほどけた靴紐を踏んで転んでしまったり、よろけた拍子に道路に飛び出してしまったりと、思わぬ事故の元にもなります。
マラソンや登山の最中に靴紐がほどけたら
マラソンをしている人なら、大事なレース中に靴紐がほどけるなんて失敗は絶対にしたくないですよね?
私もマラソンをしているので、マラソンで一秒を縮める大変さ、よく分かります。
せっかくのトレーニングを無駄にしないためにも、ぜひ今回紹介する結び方を試してみてください。
登山が趣味の人は、靴紐が命に関わることも十分にあります。
特に穂高や剱岳のような岩稜帯に行き始めた中級登山者は、手を離せないような場面もたくさん出てきます。
そんな場所で万が一靴紐がほどけたらと考えるとゾッとしますよね。
たった一秒でストレスもなくなって安全が確保されるなんて、やらない人は絶対損だわ!
警視庁が薦める【靴ひものほどけにくい結び方】
実は警視庁からも、【靴ひものほどけにくい結び方】が紹介されています。
コチラから警視庁公式サイトの記事を読むことが出来ます
↓↓↓↓↓↓↓
靴ひものほどけにくい結び方 警視庁
私も一時期はこの結び方をしていました。確かにほどけにくいです。
しかし警視庁の薦める靴ひもの結び方だと、結ぶまでは良くても、ほどくときにすごく手間がかかります。
特に登山の最中などは、靴の中に小石が入ったり、締め付け具合を変えたいときも多いので、その度にこの結び方をしていては、その方が逆にストレスになってしまいます。
冒頭でも言いましたが、私が薦める結び方は、いつもの蝶々結びにたった1秒の工夫を加えるだけです!
そして、ほどくときはいつもと全く同じ、紐の両端を持って引っ張るだけなので、結び直しもとてもスムーズです。
たった1秒!ほどけない靴紐の結び方!
それでは実際にその結び方を説明していきます。
写真多めで分かりやすく説明しましたが、それでもよく分からないときは、最後に紹介する動画をご覧ください。
1、まずは普通に靴紐を結ぶ時のように、左右の手に一本ずつ靴紐を持ちます。
2、どちらが上でも構わないので、一度結んで、また左右に広げます。
3、片方に輪っかを作って、蝶々結びの準備をします。
私は左手の靴紐で輪っかを作りましたが、左右反対でも構いません。
4、右手の靴紐で、左手の靴紐の輪っかの上をぐるりと回します。
5、真ん中に出来た隙間から、右手の靴紐を覗かせます。
このまま、覗いた右手の靴紐を掴んで、左手で最初に作った輪っかと共に左右に引っ張れば、蝶々結びの出来上がりです。
ここから、たった1秒の工夫が始まります!
6、いま覗かせた右手の靴紐を、もう一度左手の靴紐の上を回します。
7、もう一度回した右手の紐を、先ほどと同じように、真ん中の隙間から、覗かせます。
8、覗いた右手の紐を掴んで、左手で最初に作った輪っかと共に左右に引っ張れば、ほどけない靴紐の完成です!
普通の蝶々結びと違うのは、赤丸で囲った部分の紐が二重になっている点です。
つまり、右手の紐を2回まわすだけ!たったこれだけで、驚くほど靴紐がほどけなくなります!
しかし、基本的には蝶々結びと同じなので、ほどきたい時は、いつものように紐の両端を持って引っ張るだけでほどけます。
ベルルッティ結び
実はこの結び方、フランスの革製品ブランド「ベルルッティ」が採用している結び方に非常によく似ているのです!
ベルルッティ結びは、今回紹介した方法の2番のときに、一度結んで、すぐ左右に広げずに、もう一度輪に通してから左右に引っ張る方法です。
あとの手順は全く同じです。
記事にして紹介しようと思って、今回初めて色々な靴紐の結び方を調べてみたのですが、まさかこんな有名な結び方と酷似していたとは思いもしませんでした。
私の結び方でも十分に頑丈で、自然にほどけることはまずありませんが、世界的に広まっている有名な結び方を真似るのも良いと思います!
たった1秒!ほどけない靴紐の結び方の動画
説明を入れながら、分かりやすく撮ったものです。
もしこの記事を読んでもよく分からなかった人は、ぜひこちらの動画を参考にしてください。
今回の記事を読んでいただき、靴紐のストレス、思わぬ事故が少しでもなくなれば幸いです。
コメント