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マッターホルン登山に実際にかかった費用を紹介

マッターホルン
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筆者が2018年にマッターホルンにソロで登った時にかかった費用を元に、「個人で登る場合」「現地ガイドを頼む場合」「日本からの登山ツアーに参加する場合」のマッターホルン登山にかかる費用を紹介します。

はじめにざっと合計の金額だけをお伝えしますね。

  • 個人・・・25万円前後
  • 現地ガイド付き・・・50万円前後
  • 日本からの登山ツアー・・・100万円前後

マッターホルンに登る際の難易度(体力・技術)や事前のトレーニングなどは以下の記事にまとめてあります。

マッターホルン登山の費用

マッターホルン登山の費用については、個人で登るかガイドを頼むかで大きく変わってきます。

けん
けん

私はソロで登ったので、ガイド費用はかかりませんでしたが、一般的なガイド費用についても後述してあります。

スイスに着いてからツェルマットを離れる5日間の費用です。

天候の関係で想定していたより早く登り終えたため、余った予備期間は、兼ねてから憧れていたイタリアのフィレンツェでのんびりと過ごしました。

マッターホルン登山にかかった費用以外は<その他の観光にかかった費用>の項目にまとめました。

項目費用
航空券約150,000円
現地交通費約30,000円
宿泊代約5,000円
飲食代約15,000円
登山保険代約30,000円
合計約230,000円

航空券

航空券150,000円)・・・成田ーチューリッヒ往復|2018年4月23~5月10日

航空券は海外の格安航空券に強い「skyticket」で取りました。

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海外

オフシーズンだったので比較的安かったけれど、8月あたりのメインシーズンだとさらに5万~10万円は高くなると思います。

けん
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国内の航空券もそうですが、直前になるほど高くなるので、早めの予約がおすすめです。

現地交通費

現地交通費(約30,000円)・・・チューリッヒ空港からツェルマットまでの電車と、ツェルマットからマッターホルンの中腹(シュバルツゼー)までのロープウェーの料金です。

※実際はチューリッヒ→ツェルマット→フィレンツェ→チューリッヒと移動しましたが、チューリッヒーツェルマットの往復で計算しています。

ヨーロッパの交通なら「Omio」を使うと日本語で予約出来るので楽ちんですよ。

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スイスの電車は、日本の電車とは違い料金が変動するので、こちらも早めの予約がおすすめです。

けん
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中腹のシュバルツゼーまではロープウェーで一気に標高を稼ぐのが一般的です。(片道3,000円くらい)

街中から歩いて行くと、およそ距離10km・登り1,000m・3時間程かかります。

宿泊代

宿泊代(約5,000円)・・・ツェルマットで当時一番安かった「ツェルマットユースホステル」のドミトリーに2泊しました。1泊約2,500円(朝食込み)

※キャンプ場がオープンしている時期なら「キャンプ場」の方が少し安いです。(約1,500円)

本当はマッターホルンに挑戦する前に、高度順応として何泊かしつつ周辺の山に登るつもりでしたが、天候の関係で、前1泊で次の日にはマッターホルンへ向かい、帰って来てからまた1泊しただけになりました。

けん
けん

ドミトリーの部屋でしたが、オフシーズンだったので私だけでした。

※円安の影響もあると思いますが、ここ数年は特に宿泊費の高騰が激しいです。
本記事を書いている2023年時点の情報も載せておきます。

  • ユースホステル・・・ドミトリー約8,000円/泊
  • キャンプ場・・・約3,000円/泊

私がマッターホルンに登った時はシーズンオフで、ヘルンリヒュッテが冬季の避難小屋として開放されていたので無料でしたが、通常のヘルンリヒュッテ宿泊費は15,000円/日です。

けん
けん

通常、マッターホルンはヘルンリヒュッテで一泊し、翌日の早朝に出発します。

飲食代

飲食代(約15,000円)・・・飲食代はスイスに着いてから、マッターホルン登山後にツェルマットを離れる時点までです。※フィレンツェ滞在中は別途記載

登山中の行動食は日本からある程度持って行ったので、その分の費用も加えて計算してあります。

5日間の滞在で、レストランで食べたのは下山後の夕食一度だけ、その他はベーカリーやスーパーで買った食材費です。

けん
けん

ユースホステルに泊まると朝食が付いてくるので、物価の高いスイスでは助かりました。

登山保険代

登山保険代(約30,000円)・・・海外登山(ピッケル使用やクライミングOK)の保険は、普段使っているJROの登山保険ではカバーされていなかったため、損保ジャパンの海外登山者向けプランを使いました。

日本での登山保険に比べるとかなり高額ですが、万が一何かあった場合を考えると、やはり保険は入っておいた方が良いと思います。

マッターホルン登山のガイド料について

個人で登らない場合は、ガイドを雇うことになります。

現地のアルパインセンターで申し込んで現地ガイドを雇う方法は、個人で登るより約240,000円多くかかります。

マッターホルン費用<アルパインセンター>ホームページ

項目費用
現地ガイド料(本番)約150,000円
事前の登山テスト料約50,000円
ヘルンリヒュッテ宿泊代(自分+ガイド)約30,000円
レンタル代(ヘルメット・ハーネス等)約8,000円
(自分で持っていけば無料)
合計約238,000円
けん
けん

個人で登る場合でも必ずかかる費用を併せると、日本からのすべての費用は約50万円くらいと考えておけば良いと思います。

日本からのマッターホルン登山ツアー

日本発のガイド付きマッターホルン登頂ツアーだと、およそ100万円くらいのところが多いようです。

日本発のツアーでは、航空券や食費、宿泊費、保険料などもすべて含めた料金になります。

どこのツアー会社を選ぶかによっても変わってくると思いますが、ネットで検索してすぐに出てきたアドベンチャーツアーのホームページを載せておきます→マッタ-ホルン登頂 9日間・10日間 | アドベンチャーガイズ

その他の観光にかかった費用

ツェルマットを離れてから、フィレンツェで10日間過ごし、またチューリッヒから帰国するまでの費用です。

マッターホルン登山には直接関係ありませんが、ヨーロッパで10日間滞在すると最低でもこれぐらいはかかりますよ、という参考までに。

けん
けん

宿泊は基本ドミトリーで、食事はきちんとしたレストランは2日に1度くらい、あとは屋台やファストフードみたいな軽食で済ませました。

ドミトリーにはキッチンもありましたが、自炊はしませんでした。

項目費用
交通費約35,000円
宿泊費約30,000円
飲食代約50,000円
観光費約8,000円
合計約123,000円

まとめ

今回はマッターホルン登山にかかる費用について詳しく紹介しました。

世界一美しい山と言っても過言ではないマッターホルンに登る費用として、安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれ。

私は1度目は普通のツェルマットハイキングでマッターホルンのカッコよさを改めて感じ、2度目はベストシーズンである7月末に挑戦したものの残雪の多さと悪天候により敗退。

3度目の挑戦ではコンディションが悪くても必ず登れるようにと、予備日をたくさん設けて挑みました。

結局は着いた次の日とその次の日しか晴れ予報じゃなかったので、高度順応も出来ずに一気に登ってしまい予備日は無駄になりましたが、せっかくスイスまで飛ぶ費用と労力を考えるなら、しっかりと予備日は作っておくのが無難です。

けん
けん

私はフィレンツェ旅行もあわせると合計30万円近い出費になりましたが、登山を始めた当初から、いつかは登ってみたいとずっと憧れていた山だったので、無事に登頂できて本当に嬉しかったです。

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