<【経験談】高校中退の末路は悲惨?メリット・デメリットを紹介!>に引き続き、今回は【後悔しない高校中退のための5ステップ】をお伝えします。
まずはじめに、私を含めて、高校中退しても人生を楽しく有意義に送っている人はいくらでもいる!ということをお伝えしておきます。
その一方で、高校中退して後悔する人がとても多いのも事実です。
では、高校中退しても有意義な人生を送れる人と、高校中退を後悔してしまう人の間には、いったいどんな違いがあるのでしょうか?
私の考えでは、高校中退を後悔してしまう人の多くは、この記事でお伝えするようなステップをきちんと踏めずに、勢いだけで中退してしまったのではないかと思います。
やりたくもない仕事をして、将来に明るい希望も持てず、ため息ばかりのつまらない毎日を送りたくはないですよね?

高校中退後、一度も後悔したことのない私が、中退前に実際に行った経験を元に書いていきます。
後悔しない高校中退のための5ステップ!
後悔しない高校中退のための5ステップは以下の通りです。
- 見極めポイントを間違わない
- その後の人生プランを考える
- 周りのせいにしないこと
- 親への伝え方
- これだけは読んでおきたい本
ステップ1.見極めポイントを間違わない
当たり前のことですが、一度高校中退したら、二度と中退前の人生には戻れません。
まずは高校中退しても後悔しないかどうかの重要な見極めポイントとして、以下の2つを意識してみましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
高校に行くことを考えただけで、辛くて目の前が真っ暗になる
「なんか最近高校つまんないな」とか、「勉強やる気出ないな」という程度のことなら、高校中退はおすすめしません。
例えばバイトをしたり、友達とバンドを組んだりして、私生活が充実することによって、高校生活がつまらなく思えることもあるでしょう。
漠然とした将来への不安や、こんな勉強が何の役に立つのか分からないと考えて、勉強に身が入らないこともあると思います。
しかし、「高校に行くのが苦痛」とはっきり言えるほどではないのなら、そのまましばらく様子を見るべきです。
「苦痛という程ではないけれど、どうしてもやる気が出ない」という場合には、例えば、一年間休学して気持ちをリセットしたり、期間を決めて働いてみる、なんて方法も良いかも知れません。

心臓がどきどきする
呼吸が苦しくなる
そんな症状が出始めたら鬱病の初期段階です。
絶対に無理をしてはいけません!
一日でも早く集中して取り組みたいことがあって我慢が出来ない
すでに将来進みたい道が決まっている人で、「今すぐにでも取り組みたい!」「高校に通っている時間など無駄でしかない!」と言い切れる人は、迷わず自分の道を進みましょう。
10代の豊かな感性や溢れるエネルギーを、卒業のためだけに浪費させるのはもったいない!
たとえ求めていたような結果が出なかったとしても、それだけ打ち込める何かを見つけて、全力でぶつかっていったという経験は、きっと生涯にわたってあなたを支える糧となるでしょう。

人生一度きり!世間の常識にとらわれず、本当にやりたいことを思いっきりやるべきです!
ステップ2.その後の人生プランを考える
「高校中退した後どうするのか」をしっかりと考えずに中退してしまうと、ただ時間ばかりが過ぎていき、せっかくの高校中退が無駄になってしまいます。
高校中退は、学歴を失うデメリットがありますが、他の同級生たちより一足先に自由な人生を手に入れるという大きなメリットもあります!
その後の人生をプランをしっかりと考えておくことで、高校中退が【ただの逃げ】ではなく、【新たな挑戦】のステージに変わります。

「そんなに先のことまで分からないよ」というあなたは、せめてその後の1年間だけでも、具体的な過ごし方をイメージしてみてください。
「なにか資格を取る!」でも、「思いっきりぐうたらする!」でも、なんでも良いです。
大切なのは、【自分の意思でやること】
高校中退を悩んでいる間は、「ちゃんと勉強しなきゃと思いつつも身が入らない」「さぼるのは良くないと分かっているけど行きたくない」という、自分の気持ちと行動が伴っていない状態が続いてしまっていました。
そんな状況にも慣れてしまい、いつまでも自分の意思で生きることが出来ないままでは、あなたの人生は台無しです!
学校は通いたくないけれど、勉強自体は嫌いじゃないというのなら、通信制高校に通うのも一つの手です。

こちらの通信制高校は、私が高校中退をぼんやりと考え出した時に、その後の進路として初めに検討した学校たちです。
結局私は通信制には通わず、旅に出るという決断をしましたが、どんな学校があるのかだけでも調べておくのは良いと思います。
もちろんすべて無料で資料請求出来ます。
ステップ3.周りのせいにしないこと
高校中退に限らず、後悔しやすい人は【周りのせいにする】という特徴があります。
高校中退したいと考えた理由や経緯は人それぞれ、中にはいじめが原因だったり、家庭の事情もあると思います。
しかしそれでも、高校中退を周りのせいにするべきではありません。
あなたがどれほど辛い思いをしてきたとしても、周りのせいにした途端、あなたの人生はより惨めなものになっていきます。
【自分の人生は自分のもの】他人の言動に自分の人生を操られてはいけません。
そんなこと言っても、「こんな辛い目にあっているのは全部あいつのせいだ」と叫びたくなる時もありますよね。
そんなときは、「高校中退を決意出来た自分」「辛い状況から抜け出すことが出来た自分」という風に、行動や意識の中心を自分に持ってきて、自分の頑張りを褒めてあげましょう。

あくまであなた自身が決めた人生を歩んでいると意識することで、あなたの今後はより豊かになっていきます。
ステップ4.親への伝え方
高校中退を考えた時に、おそらく一番の悩みとなってくるのが、親への伝え方ではないでしょうか。
私自身なかなか言い出せず、辛い時期を過ごしました。
私の場合は、上手に自分の気持ちを伝えることが出来ずに、結果的にかなり衝突してしまいましたが、大人になった今だからこそ分かる、上手な親への伝え方を教えます。
親の疑問・考え
色んな親がいるので、すべての親がこうだとは言い切れませんが、子供から「高校中退したい」と伝えられたとき、多くの親は以下のような疑問・考えを持つと思います。

私自身が実際に親から言われた内容も含まれています。
「高校中退したい」と親に伝える前に、まずはこのような親の疑問や考えに対する自分なりの答えを用意しておきましょう。
中にはすんなりと高校中退に同意してくれる親もいるかもしれませんが、多くの親はなんとかして高校を卒業してもらおうと考えます。
あなたの将来を心配して、時には声を荒げたり、もしかしたら泣き出したりして、あなたを説得にかかるでしょう。
高校中退に同意してもらうためには、そんな親の心配を取り除ける説得力のある答えが必要になってきます。
時間をかけて何度でも話す
親に伝えるまでにも色々と悩んできたあなたとは違い、「高校中退したい」と子供から言われた親は、突然の出来事に驚き、困惑しています。
上記のような要点を押さえて話したとしても、すぐには理解してもらえないでしょう。
それでも分かってもらえるまで時間をかけて、何度でも話すことが大切です!
いくら気張ったところで、所詮あなたはまだ未成年。親からのサポートなしで世の中を渡っていくのはかなりの困難が伴います。
自分のやりたいこと、将来の夢を叶えるためにも、親との関係は良好に保っておくのが得策です。
幸せな姿を見せる
いくら親と言えども、意見が食い違うことは当然あります。
何度も話をして、それでも分かり合えない時は、それも仕方のないこと、自然なことだと考えましょう。
たとえその時は険悪な雰囲気が続いたとしても、やがてあなたが生き生きと幸せな人生を歩んでいることを知れば、いつか親も納得してくれる日が来るはずです。

親は、あなたが幸せになることをきっと誰よりも願っています。
※世の中には、残念ながら「毒親」と呼ばれる人たちがいるのも事実で、むしろ距離を取って関わらないようにするべき関係もあります。
ステップ5.これだけは読んでおきたい本
最後に、その後の人生を楽しく有意義に送るために、ぜひとも読んでおきたい5冊を紹介します。
人生を豊かにする本3冊

私自身は旅の最中に出会って読んだ本たちですが、どれも文句なしにおすすめ出来る本ばかりです。
あなたも本屋で一度は見かけたことがあるかもしれません。
自分らしい人生を送るためのシンプルで具体的な内容が、対話形式の読みやすい文章でまとめられている一冊です。
<【経験談】高校中退の末路は悲惨?メリット・デメリットを紹介!>でも紹介しましたが、「自分は人生でいったい何をしたいのか?」を明確にするために、一度は読んでおきたい本です。
アラスカに住んでいたカメラマンの、日記のような短編集。
温かい語り口で綴られる、大自然と人々の営みが心に染み入る、私の大好きな一冊です。
いまは毎日がとても窮屈に感じているかもしれませんが、今この瞬間にも、世界のどこかではこれほど雄大な世界が広がっているのです。
お金を学べる本2冊
私は高校中退を後悔したことは一度もありませんが、唯一、お金についての勉強だけはもっと若いうちからしておけば良かったと思っています。

特に「投資」はマジで若い頃からやっておけば良かった。
この記事を読んだあなたがまず初めにすべき事は投資の勉強かもしれません。
お金がそれほどなくても幸せにはなれますが、お金があればもっと選択肢が増えるのは確かです。
この2冊は内容も分かりやすく、実践的な内容になっているので特におすすめです。
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